このブログのなかで、
祖母の指輪のことを書いたことがあった。
もう8年も前になる。
昨日、それを偶然に読み返して、
一昨年102歳で祖父のもとへと逝ってしまった
おばあちゃんを思い出しジワジワ…ときた。
162cmと、当時としては高いその背が
いつの頃からか“く”の字を描くようになり、
それでも家のことを本当によくやっていた。
可愛い…そうしわくちゃでもとても可愛かった…
笑顔は、最後に会った時にはもうなかったけれど
その帰り際ベッドの上から私の娘を見留めた時に
“あっ”と思ったかのような顔は脳裏に焼き付いている。
祖母は私の娘に何を見たのだろうか…
かつて自分が育てた
子供たちの幼い姿だったのかもしれないとも思う。
今日、阪神淡路大震災から20年…
祖母は私に生きることの何かを伝えに
帰ってきたような気がします。
☆何を話しているのだろう…
秋に訪れた多摩動物園にて☆
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