11月の中旬、実家に帰りのんびりと過ごしてきた。
ある晴れた日の午後、
娘を連れて近所を散歩することに…。
その歩みは意外なほど速く、
大人の私が時に「ちょっと待って~!」と小走りするほどだ。
あてもなく、何となく右へ左へと行く…。
そしてたどり着いたのは、幼い頃何度も歩いた川辺の細い道。
遠くに大山をのぞみ、手前にはもう刈り取られた後の田んぼが広がっている。
ここは、小学生時代も図画工作の授業で毎年秋になるとやってきた場所。
小さな体に大きすぎるくらいの画板をかかえ、
細い道の好きな場所に座り、
皆、下絵から色付けまで一気に描きあげた。
5年生だか6年生の時だったろうか、
同じクラスの友人が、
田んぼの広がりを「遠近法」を使って見事にあらわしていた。
!!!
その時の頭を打ち砕かれたような衝撃は、
今もはっきりと覚えている。
こんな描き方があるのか!?と、
私はまじまじと彼女の顔を見つめてしまった。
☆大山は実家にいた頃の天気予報でした。
母は「今日は見えてるから大丈夫よ」とか
「隠れているから傘を持っていきなさいね」と
私たちを送り出していたのです☆
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