大晦日にいつも思い出すことがある。
それは母の話。
まだ結婚したばかりの頃、
そう、まだ20代前半だった母と30に手が届きそうな父は、
12月31日にやるべきことすべてをやっていた。
平屋とはいうものの3DKの新居を隅から隅まで大掃除。
黒豆に栗きんとん、だて巻きに昆布巻…
おせちもすべて作った。
「あの頃は何日かに分けてなんて思ってなくてね…」
「ほんとになぁ、夜中まで忙(せわ)しなかったな」
懐かしそうにその頃を語る父と母の顔はとても穏やかで、
ほんわかした感じが何だか可愛らしくさえ思える。
“幸せ”はすぐそばにある。
そう…“今”だから余計にそう思うのでした。
☆合格だるまにも可愛らしい目が♪☆
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