春風のうた by 綾乃 ♪

お元気…ですか?
頬をなでる…ふわり、とした風が
何とも心地よい…そんな季節にはじめた日記です。

記憶

2008年09月09日 | こどものコト
幼い頃の記憶というものは、何歳くらいまで遡るのだろう。

私がはっきりと覚えているのは、
父に連れられていった「どこか」の動物園の帰り際、
買ってほしくてたまらなかったお菓子入りのショルダーバッグを、
どんなに泣き叫んで駄々をこねても買ってもらえず、
抱かれていた父の腕をこれでもか!というほど叩いたことだ。
自分は腕の中にいたというのに、
もう一人の自分がその姿を遠くから眺めているようにハッキリと…。
麦わら帽子に、紺のワンピース。
細くて柔らかな髪の毛をおさげにしていたっけ。

今、目の前で「まっ」「あっ」「ぱっ」とか、
「☆■♪×○…」とか言葉でない言葉を話している娘。
それは彼女の記憶には残らなくても、
私の脳裏にしっかりと焼き付けられていくだろう。

☆「モノより思い出」…かなり旧いCMだけど、
  子供が生まれてから、うまいなぁ…って思うようになった☆

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