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昨年のエプソムCでタイム差なしの2着であったジャスタウェイ。
関屋記念では0秒2差2着。
毎日王冠では0秒1差2着。
惜しい競馬が続いていたが、秋の天皇賞でついにG1馬の仲間入り。
それも、番手から追走のジェンティルドンナを最後の直線で交わして、女傑をねじ伏せる4馬身差の快勝。
その後、雨の中山記念で力のいる稍重の競馬。
終始インの好位から追走、残り200でラチ沿いから抜けだして坂を駆け上がると後続を突き離していた。
今年の3月末、ドバイDFを圧勝した同馬は、レーティング世界1位の記録を樹立。
昨秋の天皇賞から、3連勝で臨んだ先日の安田記念。
圧倒的な1番人気に支持されていた。
最悪のコンディションの東京競馬場。
終始中団から追走し、最後の直線では先に抜け出したグランプリボスにインの厳しい位置から・・・ゴール前激しく詰め寄った。
不良馬場で、残り50あたりからの2頭の叩き合いは、安田記念史上記憶に残る最高のレースとなった。
その結果は、周知のとおり。
強い馬が、強い勝ち方をする最良の結果をもたらした。
ハーツクライ産駒の3週連続G1制覇のタイ記録ともなった。
恐るべし、ハーツクライ産駒である。
一方、2013リーディングサイアーのディープインパクト、その産駒が7頭も出走していたが、4着が最高着順であった。
以下・・・5着、8着、12着、13着、14着、16着。
やはり、スピードを身上とし鋭い差し脚の同産駒にとっては辛い馬場であったのであろう。
使いづめで荒れた馬場であった中山の開幕後半でも、ディープ産駒がことごとく苦心惨憺であった。
重い、力のいる馬場の場合、一考の余地があることを記憶の片隅に残しておきたい。
国内のレースでディープインパクトに唯一土を付けたのは、暮れの有馬記念におけるハーツクライであった。
これからも、ハーツクライ産駒から目が離せないと思っている。
強いと言われる馬が、どのような条件でも強い競馬をするのも競馬の醍醐味のひとつである。
今週と来週はG1レースがない。
気負いこまないで競馬を楽しみたい。(夫)

(安田記念の死闘)
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