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日本の戦中、戦後を支えてきた後期高齢者の中には、老人施設において余生を送られている方々も多くみられる。
特に介護を必要とする高齢者の皆さんは、さまざまな形の介護・老人施設に入所されている。
ご多分に漏れず、本県にも多くの施設が運営されている。
親族の中にもそのような施設にお世話になっているが、先般来さまざまな形で報道されている川崎市の老人施設の現状には驚きを隠せない。
どのように見てもとうてい考えられない話である。
「去年11月から12月にかけて、86歳から96歳の3人の入所者が相次いでベランダから転落して死亡」
あらゆる角度からの報道で、詳細が分かると・・・何とも不可思議な事故なのか、はたまた事件なのか。
3人が同じ場所から転落しているとか。
ベランダの高さと転落した老人の身長差がそれほどないとか。
歩くこともままならない老人が、自分の部屋から離れた部屋のベランダを乗り越えることなど考えられないことらしい。
いずれにしても、ベランダを乗り越えるには、何らかの補助がなければ不可能とのこと。
これは一体、何を意味するのであろう。
一方、介護職員による暴力行為も報道されていた。
「この施設ではことし8月、男性職員4人が入所している85歳の女性の頭をたたくなどした」
施設入所の老人をいたわるべきであるはずが、真逆の暴力行為とは言語道断である。
なんでも、不審に思った家族の方がカメラを仕掛けて動画映像を記録していたことで、男性職員らの暴力行為が明るみにでたらしい。
他の職員も見て見ぬふりであったとの報道もあった。
こちらの施設はかなり高額であるが、快適な施設設備なども謳い文句らしい。
ところが、実態とは大きくかけ離れているようだ。
16日、川崎市の立ち入り検査で、管理体制・運営状況などの監査を行ったとの報道。
3人の老人が不審死をしているなど、厳しくチェックすべきと思われる。
さらに官憲の手に委ねることも必要と思えるけどね。
今朝の報道によると、この老人施設の系列の施設でも虐待の実態が判明しているとのこと。
これまで長年にわたり、我が国を支えてこられた後期高齢者の方々を敬うべきところ、真逆の事案などあってはならないことである。(咲・夫)
[追 記]~川崎市が監査開始~
川崎市の老人ホームで去年、2か月の間に3人の入所者が相次いでベランダから転落して死亡した問題を受けて、川崎市は16日、施設に立ち入り、施設の管理体制や運営状況を調べる監査を始めました。
この問題は川崎市幸区にある有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で、去年11月から12月にかけて、86歳から96歳の3人の入所者が相次いでベランダから転落して死亡したものです。
川崎市はこれまでも施設側に対して再発防止を求めるなどの指導を行ってきましたが、転落死が3件相次いだ事態を重く見て、16日、介護保険法などに基づく監査を始めました。施設には午後1時半ごろ、市の職員6人が入り、関係者への聞き取りを行うほか施設側に資料の提出を求めることにしています。
この施設ではことし8月、男性職員4人が入所している85歳の女性の頭をたたくなどしたとして、市から改善指導を受けていたことも分かっています。川崎市は今回の監査を通して、施設の管理体制や運営状況に問題がなかったか調べることにしています。
(出典:NHK公式HP 抜粋)
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