BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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Time

2006-05-16 14:27:00 | のほほん日記
ニューヨークでいう「ピア」のような存在「TIME」という週刊雑誌があるのだが、この雑誌が特集した創刊号『世界で影響力のある100人』になんと我が日本の首相小泉純一郎が選ばれた。すごいぞ純ちゃん
この雑誌、芸術部門や政治部門(リーダーまたは革命家!!部門)、ヒーローまたは開拓者部門などなど、色々分野から100人を世界中で抜粋してるのだが、小泉首相はもちろん政治(革命家?)の分野で選ばれてる。ちなみにこの中にはジョージクルーニーや韓国人歌手レイン(ビー)まで選ばれてる。
日本の総理大臣がTIMEの100人に選ばれたのは初めてらしい。それだけ今まで日本の総理大臣というのは影が薄かったのかもしれない。それともやはり変人としての純ちゃんの特徴がこの雑誌を導いたのか、それとも彼自身の改革(果たして改革になったのか、日本?!)が目を引いたのか。
TIMEの冒頭で語られる「The most interesting thing about Junichiro Koizumi is that he is interesting. 」彼について一番面白いのは、彼自身が面白いということだ。と書かれているところが味噌だ。つまり存在そのものが興味深いということだろう。政治家がこんなことを描かれるなんてちょっとすごい。
実は私はぶっちゃけ小泉首相が大好きである。歴代の総理で一番好きだ。けして私はすごく政治に興味があるわけでないし、高校時代倫理政経得意だったわけでもない。日本の政治なんて考えたこともないただの20代の一個人だ。それでも彼が首相になった時は興奮した。
なんというか、どこか変わった空気をやっぱり感じる。例えブッシュ(アメリカ)の犬と呼ばれようが、靖国問題で韓国中国からたたかれようが、自分の信念を貫き通す姿勢は見てて気持ちが良い。口を開けば改革だの郵政民営化だの色々言ってたが、ごまかしてる?なんて思うこともあったが、少しずつではあるが、この頃は改革へは進んでるなぁと思った。彼以前誰が私に政治に興味を持たせるようなことをしたであろうか?
何より、北朝鮮との問題や初めて国際協力のために自衛隊を海外に送ったことなど、国際社会にも非常によく尽くしてると思う。
だから、今回TIMEに純ちゃんが選ばれたことはアメリカではマイノリティ日本ではあるが、うれしくなってしまう。最近の日本人の活躍(イチローなり宮崎駿なり渡辺謙なり)が目立つ。ほんとに彼らの活躍は励まされる。
私は海外にいるからよくわかるのだが、日本をいやな国だ、なんて思ってる外国人にはあんまりあわない。ここがアメリカだからであろうか?反日感情の国は世界には中国にしろ、ペルーにしろまぁないわけではないだろうが、少なくとも、ニューヨークで会う人たちは「日本」と聞くと、何かとても素敵な国から来たような顔をする。ここからみるとヨーロッパを越えて、アジアのそのまた東の端にある海に浮かぶ小さな島国なのに、誰もがその存在をすぐにイメージしてくれる。きっと国際社会における日本のイメージはすごく良いのだろうとヒシヒシ感じる。
ところで、話は戻るが、そんな純ちゃんが今年は任期満了でついに表舞台から姿を消してしまうとのことで寂しい気もするが、そのときはお疲れ様と言いたい。
おお、久々まじめな話を書いたなぁ。
TIMEのHP
http://www.time.com/time/magazine/article/09171118722400.html