BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

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誕生日岩手デート② 藤七温泉

2010-07-02 23:23:47 | デート日記

さて、早速「藤七温泉」のお風呂を楽しむことのしました。
まずは有名な5つの混浴露天(野天?)風呂めぐり。
1階の客室とは別の方向に混浴風呂に行く専用通路の入り口(↑)があります。
ここを進むと男女別の脱衣所に入ります。
それぞれ内湯(ただし男性側は屋内で女性は外側)がありますが、その脇から外に歩いて出られるようになってます。
男性は素っ裸で堂々と歩いていくみたいですが、私は前回酸ヶ湯温泉で購入した混浴服を着て出ました。


そこから通路を歩いていくと、目の前の山の斜面に5つの混浴露天風呂が転々とあるのが見えます。
見えにくいですが、灰色の水溜りに見えるのが全部温泉であります。
こうして見るとなんかすごい景色ですよね!
実は奥にはさらに女性用の露天風呂もあり、全部で6つもの温泉があります。
とにかく周りがなんも囲まれてないので、オープンでとっても開放的。
どこに入ろうかと迷ってしまいます。
まず、真ん中にある露天に入りました。
関西から来たと思われるおばちゃん家族が入ってたので入りやすかった。
お湯は灰色で硫黄泉です。
硫黄の臭いがしますがさほど強くなく、木造の浴槽の底には灰色の泥がぎっしり詰まっています。
それをすくって顔や肩に塗ったりすると美容効果が高いかと思われる。
秋田県側の八幡平の有名温泉で後生掛け温泉というのがありますが、こちらも同じく泥風呂が有名!
八幡平は高層湿原なので、泥炭が多いのです。
さらにこの後一番上にある露天風呂、最後に一番手前にある露天風呂と3つを堪能しました。
どこも温度がちょうどよく(場所によっては熱い)、泡がぶくぶく下から吹き出していてまさに野趣あふれる天然の温泉です。
彼氏も気持ちがいいー!と騒いでいて、ほんとにここにこれてよかったなぁと思いました。
残りの湯はまた夕食後にすることのして、お風呂の後は夕食会場へ。

 
夕食は18時から1階の食堂で、珍しくバイキング形式です。
山の幸満載のメニューで、主に山菜料理が中心。
岩魚の塩焼きもいただきました。
青森ではよくあるようなミズやフキ、ワラビ、モヤシ、根曲がり竹、ジュンサイのほかに、竹の子のなどのてんぷらが非常においしかった。
また食堂にはこの八幡平の源太清水が飲めて、これがとてもおいしい。
オリジナルのブレンド茶もほっとします。
山菜料理だからあっさりしてるのに、けっこうお腹いっぱいになってしまった。


さて、夕食後はお部屋に戻り、この日のために盛岡のケーキ屋「タルトタタン」に注文していたデコレーションケーキを食べました。
とっても小さくてバラのお花がかわいいケーキです。
5月の彼の誕生日は何も祝いしていなかったので、今回はメッセージは二人の誕生日として入れてもらいました。
ロウソクの数は私の年齢。。。
生クリーム満載でしたが、甘いものは別腹なのか二人で一個楽に食べれた。。。
お腹も満たされてとっても幸せである。
何より去年に引き続き、遠距離にもかかわらず今年もお誕生日(厳密に言えばこの日は前夜なんだけど)を一緒にすごせてうれしいです。


結局、夜はまた遅い時間に一度露天風呂へ行きました。
さすがに誰も人が居なくて、、、のんびりできました。
やっぱり山奥の秘湯はいいね♪
ただし5つある露天のうち4つは熱くて入れなかったので、唯一は入れるとこでのんびりしました。
次の日の朝はご来光は見れませんでした。
というか、8時近くまで寝てたので起きたら日が昇ってたし。
そういえば朝方登山客の中高年が早起きしてて、物音がすごく聞こえて目が覚めました。
しかし眠かったので、二度寝。
朝ごはんの後に、昨日はゆっくり入れなかった内湯にゆっくり入りました。
すでに登山客はほとんど去っていたので、誰も人が居なくて気持ちよかったです。
内湯にも露天が付いていて、こちらもすばらしい眺めです。
特にこっちは東側にあるため、ご来光が拝めるんです。
1400mの高さを実感できるすばらしい景色でした。
ほんとに、よかったですね、藤七温泉彩雲荘さん。
スタッフの皆さんも優しくていい人ばかり。
秘湯ならではの温かさがあります。
チェックインの時には秘湯のスタンプ帳にスタンプを押してもらいました。③へ続く。。。

○藤七温泉 http://www.toshichi.com/index.html