BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

NZ旅行記②ミルフォードサウンド

2013-04-11 22:21:51 | 旅行

二日目から本格的な観光が始まります。
朝早く、混載観光バスでミルフォードサウンドへ向かいます。
途中小さな町や広大な牧草地を猛スピード(かなり荒く思える)で駆け抜けます。
余りのスピードの粗さに、私も主人も酔っちゃいましたが・・・。
途中テ・アナウという街にて休憩。
ここは湖に面した町でテ・アナウ湖はNZで二番目に大きな湖。
写真↑は湖畔のお土産物屋の前に会ったタカヘ。
NZに多くいる飛べない鳥の一種。
私は残念ながら見れませんでしたが、南島に生息し青い色した羽毛が特徴。
キウィに限らずNZには魅力的な固有の鳥がいっぱいいます。


テ・アナウからミルフォードサウンドまではミルフォードロードと呼ばれます。
1時間ほど走るとバスは国立公園の中へと入ります。
国立公園の入り口はゲートなしの看板のみ。
アメリカのようなゲートとかもない。
そのおおらかさがNZらしい。
そこからの景色がとにかくすばらしいんです。
↑ロード・オブ・ザ・リングの世界そのまんまって感じ。


写真スポットではバスの運転手が停まってくれて、広大な氷河の後にできた山々を見渡せます。
この山の形、荒々しさは尿がによって削られてできたものです。
日本じゃあまり見れない風景で圧倒されます。
U字谷、V字渓谷、雪崩れの名所など目の前に山が迫ってくるとおおって思います。
この日はお天気も良かったので、ほんとにラッキー。
山の上まで形が分かるくらい見ることが出来ました。
そんな風景を見ながらさらに1時間でミルフォードサウンドの入口へ続きます。


ミルフォードサウンドはいわゆるフィヨルドによってできた入り江の一つです。
そこを観光船で遊覧します。
港から見える入り江に迫る山を見て、「写真とまったく同じ風景だ」って感動しましたね。
ミルフォードロードもサウンドも一年を通して雨が多く、
雲に隠れても雨がないだけまだましっていう天気が常で、
この日のように青空が見えるのがまれだそうで、ほんとにラッキーでした。


船で初めにしたのが昼食!!
ツアー会社が用意してくれた幕の内弁当。
微妙な幕の内でしたが、うまかった。
お腹が空いてたんで無心に食べてたらいつの間にか出航してたよ。


クルーズは90分で、入り江の奥から入り江と海をつなぐ境目まで運行。
途中滝に近づいたりしてくれます。
折り返し地点のタスマン海は荒くて有名で、
この日も風が強かったため、海には出ず折り返した。
でも入り江から海を見た時、やっぱり広くて大きくていいなぁと思ったよ。
船の中には無料のコーヒーや紅茶があるので、外のデッキで冷えたら中で座りながらゆっくり景色も見れる。
いろんな国の外国人観光客がいるけど、白人は外に出てばっかり、寒さにほんと強いわねー。


しかしこのクルーズで一番面白かったのは野生動物との出会い。
ニュージーランドオットセイが岩場でひなたぼっこしてて、
そこに船が近づいてくれる。
とても小さくてかわいいオットセイです。
そして私の大好きなイルカちゃんが群れで突如現れました。
これには世界どこの国の人も大興奮。
みんなイルカの群れを一目見ようとデッキにあふれかえっています。
私もちょこっと見ましたが、海から入り江の中にイルカがよく泳ぎに来るそうです。
群れの中にはお母さんと寄り添う子供のイルカまでいました。
船も彼らに気遣い速度を落とし、イルカたちも船の周りを着たり抜かしたり追いついたり、30分ぐらい一緒に走りましたかね。
野生のイルカをこんな近くで見れるなんてほんとにうれしい。
イルカは水族館でおなじみのバンドウイルカでした。
ミルフォードサウンドの観光と言うよりはイルカウォッチングのクルーズだったかも。
ちなみに夫は船酔いし、バスでも車酔いし、かわいそうなことをしてしまいました。
イルカを見る余裕もなかったみたいです。
帰りは私たちはテ・アナウで降りて宿泊したので長いバスの旅にはならずよかった。
バスは運転が荒いので私も気持ち悪かったのですが、横でもっと具合悪そうにしてる主人を見ると酔ってる場合じゃないって感じでしたね。