先週末は秋田の大舘まで映画を見に行ってきました。
秋田というと遠く感じるけれど、
実際大舘市は県境の市なので家から車で1時間ほど。
高速でも同じ時間(3分ぐらいしか違わない!!)なので下道でのんびり往復してきました。
山々の紅葉が美しくて、ドライブ中も飽きなかったのが幸いです。
今回向かった映画館「御成座」は見た目もとてもレトロなたたずまいで、
イラストの看板がまた懐かしいようなユニークでしょ。
こういう映画館が地元弘前にもあればいいなー。
この建物を見るのがまず第一の目的でした。
値段も安いし、ここはウサギさんもいる映画館なんです。
寒いので映画館内ではストーブがたかれていました。
客席の中にもストーブが。
なんとも味のあるいい雰囲気。
古い建物なんでもちろん冷えるんですが、むしろあったかく感じる。
さてさて、第二の目的が「グリーン・ブック」を見ること。
弘前でもやっていたかもしれないのですが、
忙しくて見過ごしてて、アカデミーを獲った映画の中で久々みたいと思った作品でした。
内容は省きますが、見た結果、やっぱり素晴らしかった。
そして改めて映画ってなんていいんだろうって思った。
「映画館で見る映画」がほんとうに素晴らしい。
差別が悲しくも実際はもっとひどかったであろうし、
今も黒人が白人の警察官に打たれたり暴行されるなどニュースで聞くので、
当たり前にあることなんだろうと思うと胸が痛くはなります。
主人公のがさつだけれど温かい人柄に何度ほんわか笑わせてもらったし、
孤独で高貴な天才ピアニストの悲しみにも心打たれ、
ラストの二人の幸せそうな結末にじんわり心が温かくなる。
自分も(何に?)今日からまた頑張ろう・・・って気になる。
心の栄養ドリンクですね。
いい人間(映画も)との出会いは人生で最高の贈り物だと思います。
御成座おすすめです。