県主催のプロカメラマンと行く「古津軽カメラ(スマホ)旅」に参加してきました。
集合場所は弘南鉄道石川駅です。
集合時間近くに石川駅に電車が到着したのですが、古津軽使用の車両でした。
中には鬼っこもいるみたいで、横のラッピングもかわいくて乗ってみたい。
「古津軽」というのは県で主催している津軽の観光キャンペーン。
地元の人にももっと津軽にある古くて素敵なものをとなかなか素敵なHPで前から気になってました。
私はHPを個人の方が書いてるのかなぁと思ってたのですが、県主催だったのですね。
当日は人気ブロガー津軽ジェンヌさん(本物にあえて超感動)に、
歴史などを色々教えてくれる地元ガイドさんもいらっしゃいまして、まーにぎやかでした。
まず初めにカメラマンさんのレクチャーがあり、カメラの扱い方(構図や明るさの調節)など教えていただきました。
知らなった機能を知るだけで写真を撮るのがまたぐっと楽しくなります。
そのアドバイスを元に、まずは駅の向こうにあるリンゴ畑で写真を撮る練習をしました。
おー、リンゴを意識して撮影することってないから新鮮。
しかもこのために残しておいたのか、この時期で色づいたリンゴがあるではないか。
早生品種かな?夏りんご?
もう赤く色ついて秋を思い起こさせる。
こうしてみるとりんごって上から見ても、おしりを見てもかわいらしい。
皆思い思いに写真を撮ってから次の場所へ移動。
次はそこから歩いて5分足らずの「石川八幡宮」。
赤い鳥居が目印です。
ここは8社もの神様がいるという津軽でも珍しい神社。
そしてこのツアーの見どころといえば、神社にいるあれですよ。
赤い鳥居の真ん中を見てください。
何かいるのが見えますか。
そこにいるのは鳥居と同じ色した鬼なんです。
神社のこの部分を建築用語では違う名前なんですが、
津軽地方では大工さんの間で通称「鬼板「」と呼ばれる部分。
そこを本物の鬼を入れてしまおうと始まったのが、「津軽の鬼っこ」達。
洒落が興じてあちこちに作られるように。
このような鳥居は全国では珍しいもの。
津軽地方(弘前から五所川原まで)にはいくつか見られ、
それをめぐるツアーまであったりするほど最近人気があります。
私は巡ったことはないのですが、興味はあって今度巡るつもりです。
近くで見るとなんだかかわいらしい。
鬼が鳥居の横柱を支えています。
柱は意味があって下は土、上はたしかそこに暮らす人だったかな。
それを鬼が支えてくれる。
重くて大変そう。。。と思っちゃう。
後ろ姿もおしりがとてもプリティー。
津軽では昔話で恐れられている鬼が神様としてまつられていたりと、
とても身近で親しみを感じる存在。
鬼が悪霊や疫病を払ってくれると信じられてたりする。
だから鬼たちの顔もとてもユニークらしい。
うん、やっぱり今度あちこち巡ってみよう。
そんな感じで鬼を中心に神社のあちこちでも撮影会。
石川八幡宮には山の神の力石や獅子踊りの石碑もあり、珍しいものがいっぱい。
ガイドさんの話がとても面白くて、この地方のことを色々知れてとても興味深い時間でした。
(2)へ続く。。。