9月からはじまった「津軽海峡圏ウェルネス博」のイベントとして、
Dazai健康トレイル「青森ヒバの神木コース」を先々週末歩きました。
こちらは「NPOかなぎ元気村」主催のツアーで、金木に昔あった森林鉄道の跡地をめぐる奥津軽トレイルを歩きました。
当日は斜陽館で説明を聞き、血圧などの健康チェックをして出発。
金木の山の中の林道を歩きました。
林道そのものは舗装されていない道ですが高低差もなく、とても歩きやすかったです!
道路脇には昔使われていたの森林鉄道の名残のレール跡や電話線、電柱などが残されていました。
この日歩いたのは「神木コース」です。
最初の見どころがコースの名前にもなっている伝説の神木「十二本ヤス」です。
ヒバ(あすなろ)の大木で枝が12本に途中から分かれています。
樹齢はおよそ800年。
枝分かれしている枝が13本になると1本は枯れ、必ず12本になっていると言われています。
12月12日が山の神の日なので、それにあやかって山の神として崇められています。
その壮大な風貌はとにかく観てるだけで圧倒されます。
またこのヒバという樹はとても殺菌作用が強く、木がある森の中一帯は下草さえも生えていない。
辺り一面ヒバのいい匂い、天然のアロマが漂っています。
そこにいるだけですごくリラックスでき、観るのも嗅ぐのもいいですよ。
またしばらく歩いて次の見どころ「七つ滝」へ到着。
滝のそばには昔の水力発電所跡が残されています。
その水力発電で森林鉄道宿舎の電源をまかなっていたそう。
山の奥地の滝で辺りはとても静か、滝の音にこちらも癒されます。
七つ滝のそばに母沢砂防公園内があり、そこの東屋でお昼休憩しました。
待ってましたのお昼のお弁当はかなぎ元気村で作られたもの。
若生おにぎりが嬉しい。
雨が降っていたので外でブルーシートを敷いてのピクニックはできず、
東屋の屋根の下ででしたが、おいしくいただけました。
先ほどの七ツ滝へ行く途中の遊歩道で拾った朴の葉。
ガイドさんに葉っぱを一枚拾うように言われて、
お昼ご飯を食べた後に皆で穴をあけて顔を作りました。
ハロウィンを意識してお化けっぽいのを作ってみたんだけど。
お昼休憩の後、林道を歩いてまた来た道を引き返しました。
途中見本林のように少し開けた森の中へ入り、皆で渡されたハンモックを木にくくり付けお昼寝(休憩)タイム。
初めて乗ったアウトドア式の簡易ハンモック。
乗ってみると体にフィットしてめちゃ気持ちいい~。
何もしなくても自然に小さな揺れがゆらゆら。。。
見上げるヒバ林の中を心地いい風が抜けていき、とても静かで自然に瞼が落ちてくる。
自然と一体になったかのような不思議な時間でした。
残念ながらこの後数十分してから雨がまた降ってきてハンモックタイムは終わり。
雨具に着替えて車まで戻りました。
それでも最高のハンモックタイムは私の中で一番の思い出になった。
なかなか行きにくい場所にある神木にも会えたし、久しぶりにたくさん歩いて(それでも8kmぐらい)運動してとても満足の一日でした。