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~カウンター越しより~

チェイ・ヴェック

2007年05月02日 15時28分10秒 | S.Blended Whisky


スコッチ・ブレンデッドウィスキー
製造元はプラバン・ナ・リンネ社
スカイ島で誕生したウィスキーです
原酒モルトはタリスカー
プラバン・ナ・リンネ社といえば、現在スカイ島で新しい蒸留所を建設してますね
ということは、「プラバン・ナ・リンネ蒸留所」が稼動していけば、
チェイ・ヴェックの原酒モルトもプラバン・ナ・リンネ蒸留所に変わるのでしょうか?
興味津々です
このウィスキーの正式名は「チェイ・ヴェック・ナンイーラン」
意味は「島の可愛い娘」らしいですが、
スラングでは「グラス1杯のウィスキー」という意味もあるらしいです

「チェイ・ヴェック」
  香り・・・潮風、港
  味・・・甘く、蜂蜜
  フィニッシュ・・・ピーティ、スッキリ

ロバート・バーンズ

2007年05月01日 12時35分33秒 | S.Blended Whisky



スコッチ・ブレンデッドウィスキー
この「ロバート・バーンズ」の製造元はアイル・オブ・アラン蒸留会社

ロバート・バーンズとはスコットランドの国民的詩人
ラベルには「スコッチ・ドリンク」の詩が記されています
彼の作品で私たちがもっとも知っている詩といえば『蛍の光』でしょうね
原詩は別れの詩ではなく、旧友と再会をはたして、
互いの健康を祝って、ウィスキーを酌み交わすという内容です

ちょうど、今 ゴールデンウィークですね
懐かしい友人と酒を飲む方も多いでしょう

会えばいつもその当時の話題に戻り、みんな若かりし頃の表情になる・・・

そんな光景をカウンター越しから、微笑ましく眺めています

「ロバート・バーンズ」
  香り・・・やわらかく
  味 ・・・マイルド、ややオイリー
  フィニッシュ・・・スムーズ


デュワーズ

2007年04月29日 14時24分36秒 | S.Blended Whisky



スコッチ・ブレンデッドウィスキー

ウィスキーを広めるために、創業者たちはいろんなアイデアや
努力のもと、世界で愛される銘柄になったウィスキーがあります

このデュワーズも例外ではありません

創業者ジョン・デュワーは初めてウィスキーをボトルに詰め、
ラベルを貼り、酒屋に行きジャグなどに入れる手間を
省かせる事で人気を得ました

また、その息子の一人、トーマス・デュワーはロンドンへ進出の際
非常に苦労をするのですが、アイデアと行動力でデュワーズを
売り込む営業に成功し、ロンドンで開催された見本市では、
キルトを着たバグパイパー達に行進させ名を売ったり・・・

ラベルにはその当時の絵が描かれています
ちなみに、ウチの店のカウンター正面の額縁はその絵です
そしてデュワーズを生産するために、アバフェルディ蒸留所を建設しました

さらに、生涯独身だったトーマスの数々名文句の一つ

「正しいことをしなさい
そうすれば、人を恐れることはない
女性には手紙を書いてはいけない
そうすれば、女性を恐れることはない」


・・・う~む、そうですね
妙に、この言葉に同感・・で・・す


「デュワーズ」
  香り・・・ドライフルーツ、パイ
  味・・・クリーミー
  フィニッシュ・・・ナッツ


ウイリアム・ウォレス

2007年04月14日 16時32分30秒 | S.Blended Whisky

 

スコッチブレンデッドウィスキー

祖国スコットランドを愛し、反イングランドに立ち上がった英雄です
1270-1305年の壮絶な生涯を映画「ブレーブ・ハート」で描かれています

是非、ご覧ください

1296年イングランドがスコットランドに侵攻し、戦利品として
「スクーンの石」を持ち帰り、不服と侮辱を感じた
このウイリアム・ウォレスが立ち上がり、
翌1297年「スターリング・ブリッジの戦い」で
イングランド軍に勝利を飾る内容です
(これ以上は映画で ^^;)

ちなみに「スクーンの石」とはスコットランド王位継承の儀式の際
使われていたという台座らしいです
イングランドからスコットランドに「スクーンの石」を返還されたのは
実に、700年後の1996年の事だったんです

だからでしょうか・・・・今日こんな気になるニュースを見つけました

こちら・・・

そんな人物の名前のついたウィスキー
香りはさわやかな、柑橘系・・・
味は軽めというよりオイリーですが、スムーズ
フィニッシュはややドライめ

グビグビいけそうなウィスキーです (=^▽^=)


カティサーク

2007年03月08日 02時51分11秒 | S.Blended Whisky

 

カティサーク これも有名なウィスキーですね
飲まれたことがある人も多いでしょう
全世界でも非常に愛されているウィスキーの一つです

カティサークとは(ゲール語で「短いシャツ」)快速帆船カティサーク号という
船の名前からつけられています
(別名クィーン・オブ・ジ・オーシャン)
中国から紅茶を運んだり、オーストラリアから羊毛を運んだりと
速さを競ってよく働いた船です

年度末でみなさんお仕事大変でしょうが、
このカティサークで一息ついてみてはいかがですか?

カラメルによる着色を施してない、ナチュラルなウィスキーです

「カティサーク」
  香り・・・洋梨
  味 ・・・しっかりした味わい、麦芽、クッキー
  フィニッシュ・・・マイルド


ザ・フェイマス・グラウス

2007年03月07日 03時12分07秒 | S.Blended Whisky

 

フェイマス・グラウスはもともと「ザ・グラウス・ブランド」という銘柄でした

当時、巷のパブでは・・・
「あの有名なグラウスを一杯くれ・・・」
「あっ、こっちにもグラウスをくれ・・・」
というほど、人気のウィスキーだったんでしょう

そこで「ザ・グラウス・ブランド」から「ザ・フェイマス・グラウス」へ
名前が変わりました
ご存知の方も多いでしょうが、グラウスとはラベルにもあるように、
スコットランドの国鳥である「雷鳥」です

最近は、いろんなフェイマス・グラウスのシリーズが販売されています
キーモルトはグレンロセス、ブナハーブン、マッカランなどなど

そんなザ・フェイマス・グラウスのキャッチコピーは

夜を共にする恋人のように、メローな味わい・・・
1杯のグラウスの他は、何も欲しくない

うーむ、上手いですね
(お店のキャッチコピーにいただきたいほどです ^^;)
そういえば、矢部に向う途中にある「ホ○ル 邪○台国」の
キャッチコピーにビックリしたことが・・・
「レーザーカラオケであなたと二人で♪」ってあったなぁー(失礼)

「ザ・フェイマス・グラウス」 
  香り・・・ナッツ、ココア  
  味 ・・・口当たりよく、ウッディー 
  フィニッシュ・・・スムーズ

※第5回テイスティング会のご予約はコチラです


ジョニーウォーカー・ブラックラベル

2007年01月04日 18時12分51秒 | S.Blended Whisky

 

ジョニ黒です☆彡
まだ紹介してませんでしたねm(u_u)m
個人的にもよく飲むウィスキーです
大晦日もジョニ赤を飲みながら、年を越しました

美味しいウィスキーです
安心できるというか・・・いつでもウェルカムというウィスキーです
少なくともわたしの中ではデスガ

ジョニーウォーカーはブレンデッドなので、
いくつものモルトウィスキーとグレーンウィスキーが
                  ブレンドされ製造されています

ちなみにジョニ黒のキーモルトは
       カードゥ、タリスカー、ラガヴーリン

ジョニ黒とキーモルトを比べながら飲む
        というのも面白い飲み方ではないでしょうか?

ジョニ黒の香りはあたたかい、厚みのある感じ、ピートも感じます・・・
わたしは暖炉の炎がイメージされます

「ジョニーウォーカー・ブラックラベル」
  香り・・・暖炉の炎
  味 ・・・マイルド、口当たりよくクリーミー
  フィニッシュ・・・バランスよくスムーズ


ロックランザ ~不屈の精神~

2006年07月19日 03時13分54秒 | S.Blended Whisky
バックバーの中でひときわ目立つウィスキー!!ロックランザです
このスコッチウィスキーはアイル・オブ・アラン・ディスティラリーズ社が製造しています
アラン蒸留所の会社が製造しているワケですが、
「ブレンデッドスコッチ大全」では、キーモルトは不明となってます
現在は、そのままアラン蒸留所のモルトが使用されてそうですが・・・果たして??

ロックランザのランザとは、古代ノース語で「ナナカマドの木の下の川」という意味ですが、
私にはよく分かりません(難し過ぎます^^;)

ただロックランザは村の名前であり、城の名前でもあります
このラベルのお城は、もちろん「ロックランザ城」です

映画「ブレーブハート」のオーラスで、ロバート・ザ・ブルース王
イングランド軍に対して立ち上がる映像でエンディングを迎えます(確か^^;)
その戦いで見事!!奇跡的勝利した時に出陣したお城。
それがこの「ロックランザ城」だったのです(1314年 バノックバーンの戦い)

実際ブルース王がどういう人物だったかは、
私は映画の内容からでしか想像できませんが、
映画ではイングランド政府とスコットランド政府や貴族の狭間でなかなか煮えきれず、
祖国のためと立ち上がりイングランド政府より壮絶な死をとげるウィリアム・ウォーレス
感化され、やっと祖国のために立ち上がった人物でした。

このブルース王が1314年に戦いを挑むまで、イングランドからの追手を逃れ、
洞窟に潜み、振り払っても、振り払っても巣を作る蜘蛛を見て
イングランドに対する不屈の精神を抱いたそうです。

この話を知ってから「ロックランザ」を見るたび、
飲むたびに私ももっと頑張ろう!!という気持ちになれます。
そういうお酒です!!このウィスキーは・・・。

「ロックランザ」
  香り・・・さわやか、軽くピート、海辺を感じる
  味 ・・・口当たり軽く、ライト
  フィニッシュ・・・ライトでドライ、さっぱり

シンジケート58/6

2006年06月19日 17時40分09秒 | S.Blended Whisky
この間行いましたテイスティング会の商品をご紹介します。

「シンジケート58/6」
スコッチブレンデッドウィスキー
モルト65:グレーン35の比率「クラシック・ブレンド」で作られたこのウィスキーは、
1958年エジンバラのある実業家が倉庫に眠る30年以上のウィスキー樽を偶然にも発見。
その発見者は彼の仲間と合計6人でその樽を買い取り、知人のウィスキー業者に夢を託した。
そうして出来上がったのが「シンジケート」の始まり。
現在はそのストックで作られているわけではないが、オリジナルレシピを忠実に再現しているという。
このウィスキーの名前は、1958年に6人のシンジケート(仲間)から作られたということから
「シンジケート58/6」
ちなみに発見された18のモルトは、スペイサイドが11つハイランドが3つ
ローランドが3つアイラモルトが1つ
                              「ブレンデッドスコッチ大全 土屋 守」より
 「シンジケート58/6」
  香り・・・溶けかけのチョコ、かすかに硫黄
  味 ・・・甘く、フルーティー(レーズンか??)
  フィニッシュ・・・スムーズ、次第にドライ

ウシュクベー リザーブ

2006年05月20日 18時50分36秒 | S.Blended Whisky

今日は「ウシュクベー」というブレンデッドウィスキーのご紹介です。
ウシュクベーとは、「生命の水
またWhiskyの語源でもあるこの「ウシュクベー」はモルト6:グレーン4の
比率でブレンドされているみたいです。

だからでしょう。かなりモルト風味のあるブレンデッドになっています。
ボトルの裏にはロバート・バーンズの肖像画が描かれています。
スコットランドの国民的詩人です
日本人誰もが知っている詩は「蛍の光」でしょう
ちなみに、日本の歌詞とは違いますよ
「共に酒を酌み交わそう!!」みたいな歌詞です。

この「ウシュクベー」のボトルの裏にもロバート・バーンズの詩が引用されています
「ウシュクベーさえありゃ、悪魔でもへっちゃら!!」だと
そんな気分になれるかどうか、わかりませんが^^;
なかなか飲みごたえあるウィスキーです。

「ウシュクベー リザーブ」
 香り・・・やわらかい、柑橘香
 味 ・・・甘く、マイルド
 フィニッシュ・・・やさしく、ピーティー


ハギスとは

2006年04月20日 22時08分42秒 | S.Blended Whisky

ちょっと見た目グロいですが、これがハギスです
もしかしたら、現在輸入不可な食品かもしれません
実は過去お店でも使ってました
ベジタブル版もあるので、そっちならいけるかもです
入手出来るか探してみます

このハギスに軽くモルトをふりかけて食べるのがいいですね