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~カウンター越しより~

ウシュクベー・リザーブ

2013年03月08日 02時24分32秒 | S.Blended Whisky



                                


スコッチブレンデッド
ウシュクベー・リザーブ
ウシュクベー ウシュクは「水」 ベーハが「命」
ウイスキーの語源 命の水という銘柄のブレンデッドウイスキーです


whiskyという言葉が初めて文献に出てきたのが、1715年のこと
いつからusquaebachからwhiskyと言葉が変わっていったのかは分かりません
スコットランドに「w」のスペルが使われるようになってからでしょうけど・・・ハテ、ハテ
昔は「ウシュクベー」と言われていたらしい


現在のブレンデッドにしては、モルト含有率の高い60%
主要モルトは、タムナヴーリン、タリバーディン、ブルイックラディと言われてます


ボトルの裏ラベルには
スコットランドの国民的詩人
ロバート・バーンズが描かれていて


                                   



この人の有名な詩といえば
「オールド・ラング・サイン」
という詩
どんな内容かといいますと


旧友は忘れていくものなのだろうか、
古き昔も心から消え果てるものなのだろうか

友よ、古き昔のために、
親愛のこの一杯を飲み干そうではないか

我らは互いに杯を手にし、いままさに、
古き昔のため、親愛のこの一杯を飲まんとしている

我ら二人は丘を駈け、可憐な雛菊を折ったものだ。
だが古き昔より時は去り、我らはよろめくばかりの距離を隔て彷徨っていた

我ら二人は日がら瀬に遊んだものだ
だが古き昔より二人を隔てた荒海は広かった

いまここに、我が親友の手がある
いまここに、我らは手をとる
いま我らは、良き友情の杯を飲み干すのだ
古き昔のために
(ウィキペディアより)


この詩
日本では、歌詞が変わり「蛍の光」として愛されている詩

メロディも蛍の光よりリズミカルでマーチング
友と肩を組み、焚火の前で、ウイスキー片手にノリノリで歌っちゃう
そんな感じの曲です


スコッチ・ブレンデッドって銘柄、ラベルからいろんなことが知ることができます
なかなか興味深いと思いませんか?


こんなうんちくを知って「味わう」のと
知らずして「飲む」のでは
雲泥の差があるような気がします




今日の一曲
ならば、今日はこの曲で
ニューオルリンズ・ブラスバンド  オールド・ラング・サイン