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~カウンター越しより~

ウイスキー製造工程の不明点と疑問点

2022年02月15日 18時01分00秒 | 蒸留所巡り

今週末に秩父ウイスキー祭が開催されることもあり
未だウイスキーのことをさっぱり理解、把握できてない所
恥ずかしながら、まとめてみました

これまで蒸留所見学したり
いろいろなウイスキーを取り扱って来ましたが
まだまだウイスキーのことが解っていないことが多い
大麦麦芽の品種でどれくらい風味が変わるのか?
その品種でアルコール採取量がどれくらい違うのか?

仕込み水の適正硬度とか
イースト菌の種類や使い分け
糖化槽、発酵槽の材質による影響

ポットスチルのサイズ、形状
加熱方法、材質
そのラインアームの角度差
ハートの採取割合
冷却方法
例えば、重たいどっしりした酒質を採取したいのなら
ポットスチルの容量は小さく、ネックは短く
ラインアームは下向き、加熱は直火焚き
冷却はワームタブ

樽材質
バーボン樽(バレル)
バーボン樽材質のホグスヘッド
シェリー樽材質のホグスヘッド
シェリー樽(バット)
ミズナラ樽

バーボン樽材質のアメリカンホワイトオークを
シェリー酒シーズニングしたシェリー樽と
スパニッシュオークを
シェリー酒シーズニングしたシェリー樽の違い
またオロロンやペドロヒメネスなどのシーズニングで熟成した違い

シェリーシーズニングとは
現在はどのような「いわゆるシェリー」なのか?
ウイスキーの香りや味に影響を与える樽熟成期間が
6割とか7割とか言われていますが
ならば、他の工程での割合は
どれくらいなのか?

蒸留所側は設備、製造工程から
どれほどイメージしたウイスキーを製造できるものなのか?

ノンチル&ノンカラーのシングルカスクストレングス以外の
俗に言う「一般のウイスキー」は複数樽ヴァッティングしボトリングされる
その工程や同じ味に整える難しさ
またカラーリングにおける影響は?

単一蒸留所で製造されるシングルモルトウイスキーでさえ
解らないことばかり
この辺のことを見学の際に尋ねてみたいです

分かりやすく例えるなら
カレーを作るとする
肉の種類、カレー粉、野菜
火加減、米種類、炊き方etc.

要するこんなことを聞いてみたいんです
知ったからといって何になる?
って言われたらそれまでなんですけど
まだ解らない事ばかりなんです