バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

日本のテニスとの交流

2018-07-29 10:43:00 | テニス留学
ワールドジュニアテニスの決勝を行いました。
スポーツサンライズさんとのお仕事で、オーストラリアのジュニアが日本で試合ができるチャンス、それも日本人選手相手だけでなく、タイ、アメリカ、中国からの選手と試合をする素晴らしいチャンスです。

このアカデミーには日本からの留学生を長くお世話して来ていること、そして多く参加していることでよく知られていますので、このように日本との交流のお手伝いができるのは、とても光栄ですし、楽しいです。



私もオーストラリアの選手が日本でどんな風に交流して、どんな試合をするのか、見に行きたい気分です。symbol1symbol1


強力な指導者の揃ったアカデミー

2018-07-26 21:41:00 | テニス留学
最近いろいろなオーストラリアのジュニアのご父兄から、どういう考え方で、どういうやり方で、ジュニアの選手が長くテニスを続け、楽しいと感じ、強くなれるのか、と質問を受け、このアカデミーではこのようなやり方で行なっていますというお話をしています。
特に昨日の水曜日の午後は最高に良いセッションが2つ、5時からネイソンのトレーニングで、6時からレオンコーチのレッスン。

本当に心から生徒を思い、本当にテニスが好きで、スポーツが好きで、よくしてあげたいと思う指導者が集まり一生懸命教えます。ネイソンはビンスとレオンコーチが大賞賛する、すごいトレーナーです、パーソナリティーもとっても良くて資格がどうの、誰を指導したとかそういうことより、彼のセッションをみたら、優れていることはすぐわかります。今までみたトレーナーの誰より一番です、そして魔法のトークをしてくれるレオンコーチ。もう一人忘れていけないのはマーシー。18年前に留学して、それ以来、何度も留学したり生徒を連れてきてくれたり、オーストラリアの資格もとりました、ジュニアの10歳から14歳ぐらいの選手の指導は彼が一番、ヒッティングも一番、そして上級の選手にも負けません。
すごいメンバーが揃ったこのバークレーアカデミーのプログラムに参加したら、違いがわかりますよ。



実際に来て経験しなくては真実はわからない

2018-07-23 08:47:00 | テニス留学


毎日毎日とても良いお天気の日ばかりです。
雨が全く降らなくて、大丈夫なのかなと、さえ思ってしまいます。

今日がスクールホリデーの最後の日です。明日から3学期。
テニスだけでなく、海外に実際に行って自分で経験してみないと、本当のことはわからないものです。
日本で伝えられている西洋文化、違うでしょうと思うことも多々あり、そんな固定観念を持たれてしまっているのは、ちょっと残念と思うこともしばしばです。
だからテニス留学なんてこんなものだろうとか、海外で習うテニスなんてこんなもんでしょうとか、海外ではこうやって指導するんでしょうと、どうか思わず、実際に来てみて経験しないと気がつかないことが実はたくさんあるのです。
そしてそれは私がここに書いて説明することでもなく、自分でそれぞれが感じていくことだと思います。
自分でそんなのわかっている!というつもりでも、実はわかっていないことがたくさんあるのです。
それに気が付いて欲しいと、また気が付いてもらえることが本当の留学の意義で、それをフルでサポートしてあげたいと思っている私です。


このまま暖かくなるかな

2018-07-21 15:46:00 | テニス留学
日本ももう夏休みがスタートしましたね。
金曜日はホリデープログラムの最終日でBBQをしました。
ジョージくんのお母さんが、とても美味しいサラダをたくさん作って来てくれました。

シドニーは少しずつ日が長くなっているようです。また今年は寒くてたまらない、という日がとても少なく快適な冬でした。
夏休みに留学する小学生中学生のみなさん、お会いするのを楽しみにしています。
どうか海外のテニスアカデミーだからと言って、レッスンはスパルタなのではありません、ガチガチに緊張して参加することは全くありませんよ。きちんと挨拶しましょう。それができれば好印象を与えます。

現地の学校は来週火曜日からスタートです、ホリデー中はたくさんのジュニアが、午前中のレッスンに参加してくれました。
どのジュニアのご父兄も進路、そしてこれからテニスを長く続けていくには、何が正しい方法なのか?もっと上のレベルを目指すにはどうしたらいいのかの情報を求めていました。
何が正しいのかはわかりません、でも私たちが信じている方法、やって来た方法をお話し、ターム3はアフタースクールのプログラムが以前よりも充実しますよ。


先日行われたウルンゴングでのマネートーナメント、コンソレ優勝したそうへいくんと。次はゴスフォードです。

26年ぶりに

2018-07-17 09:00:00 | テニス留学
スクールホリデー1週目は大会があったため、キッズのプログラムはなく、2週目の昨日からちびっこのクラスも行われています。
26年前にテニスコートのオフィスで働いてくれていたエマが息子をテニスキャンプに参加申し込みしてくれました。
その時高校生で、学校が終わるとエピングのコートの事務所にきて私の手伝いをしたり、その頃まだ小さかった私の二人の子供のベビーシッターをしてくれたこともありました。
最初はあまり仕事はできなかったけれど、とにかく一生懸命、そして教えるとどんどんできるようになる子で、高校を卒業するころ、彼女はとても良いスタッフに成長していました。
ずっと会っていなかったのに、まるでつい昨日までうちで働いていたみたいな、そんなやりとりがありました。

その頃私もまだ若く、エマや彼女の友達も順番で事務所での仕事の手伝いをよくしてくれていましたが、私の名前を覚えてくれる、挨拶してくれる、話しかけてくれる、そういう人がいることが、ありがたいと思っていました、いえ、今でも思います。トーナメントの時、レッスンに子供を連れて来てくれるご父兄が、私のファーストネームを覚えていてくれる、名前で呼んでくれる、なんてありがたいことなのかと、31年ここにいてもそう思えます。
いつになっても何歳になっても、どんな立場になっても、どんな職業であっても、テニスがうまいから?年が上だから?誰が上とか下とかじゃなくて、どんな時でも誰に対してもおかげさまでと思える精神がオーストラリアでは必要だと思います。何一つやってもらって、当然のことなんてありません。
それはビンス、トニーローチさん、レスリーさんを見ていても思います。
誰かに何かをしてもらって、自分はグランドスラムのチャンピオンだから当然だなんて思ってはいません。
いつでも謙虚。いつでも「おかげさまで」の精神が、オーストラリアでは大事です。


このアカデミーで出会えた日本の仲間や特別です、何年経っても特別な友達でいられるはずです。