留学で多くを得るためには？

２週間の留学で１年留学と同じぐらい多くを学べたと私が思うドクター岩井さん、参加いただきありがとうございました。とても楽しい２週間でした。

なぜ彼が多くを学べたか？それは彼が多くを求めたからです、
日本とのやり方の違いは学校の授業とも同じで自分から積極的に、聞く、という姿勢です。
それは以前も書きましたが、日本でも少しずつ取り入れられている、アクティブラーニングと同じです。特にテニスでは自分で作り上げる力、考える力は大事です。

そしてたくさん教えてあげると、それにこたえてくれる、どう思ったか、自分の考えをコーチに伝えることができていたから、教える方も、こういうことに興味があるんだなと気持ちが伝わり、もっと教えてあげたいと思ったからだと思います。

国が違えばやり方も違い、考え方も違います、その違うことを受け入れ、理解できれば、言葉が完ぺきに話せなくても多くを学ぶことはできるんですよね。

現地の人に聞くのが一番

朝晩涼しくなってきました。
それでも暑い日はまだ続いています。

インターネットが発展し、どこにいても世界の情報がわかる時代になりました。
留学についてもそうです。

でも来てみなければわからないことが実はたくさんあって、海外は文化ややり方、考え方が違うということがわかっていても、具体的に何が違うのかがわからないだろうと想像するので
現地にいる私みたいな人間に何でも遠慮なく聞いてもらえればと思います。

英語学習についても同じで、勉強はどこにいてもできますが
こういうことは聞いてはいけないこと、とかこういう行為はよくないこと、とか
こちらの人はそういう風には考えない、ということは、やっぱりきて経験しないと
そして現地の人とかかわって指摘されてみないとわからないことと思います。

私はオーストラリアに暮らして３２年になりますので、ほぼ現地の人であり
日本の人がどのように考えるかは理解しているつもりなので、テニス留学に関してだけでなく
オーストラリアに関しても相談などあれば、ぜひしていただければ喜んでお答えします。

笑顔が大事

よい写真を撮るタイミングを狙っていたのですが、こんなに全員がスマイルしている写真が撮れるとは思ってもいなくて、この写真を見たとき、涙が出そうでした。

ビンスはこうやって若者たちと日々触れ合えるのが楽しくて仕方がない人です。

この場所で出会えたみんなはきっと一生の友達でいられることでしょう。

大会終了しました。

今年の第一回目のマネートーナメント、無事に終了です。
留学生はシングルス、ダブルスとよい試合ができました。

男子はクレーコートの大会だから試合に出たい人が多く、今年は海外から、それもノンランキングで予選からあがってきた元ATP２００位以内にいたという選手がいました。
でもビンスはすぐにそれを見抜き、最後までその選手とテニスの話で盛り上がっていました。
これがまたオーストラリアの大会の面白いところです。
どこのだれかわからない人が予選からあがってきて準決勝まで進んでしまう、きっとみんなびっくりしたことでしょう。
本人は、クレーコートで育ったから、クレーで昔の選手時代の思い出に浸りたかったからエントリーしただけ、とのことです。

大会運営は決して楽な仕事ではなく長い時間拘束されますが、それでもやっぱりやりがいがある仕事の１つです、お金のためにやるのではない、いろいろな選手と関りを持てる時間は貴重な時間です。一人耳が不自由な女の子がいましたが、とてもガッツがあるプレーで、彼女はトーナメントデスクに来るときはいつも大きな笑顔で、どんなに疲れていても、私準備できているよ、次試合入れるよーと楽しそうに入ってくるその姿にビンスも私も毎日癒されていました。

3月です。

３月になり暦の上では秋となりました。
それでも日中はまだ暑い日が続いています。

恒例のマネートーナメントが来週からスタートします。前回のゴールドレベルの大会では６０人がリザーブリストに入ってしまったので、今回は特にこの夏の間は試合に出たい人が多いため、特別に留学生が大会に参加できるようにと考えて、ファーストイン、ゲッツインという、早いもの勝ち、というルールでのエントリー方法に設定しました。
普段練習をしているコートで、公式の大会に出られるのは大きなメリットです。
またこのアカデミーのコートでいろいろな選手を見ることができるのも、大きなメリットですね。