3つのクラブの遠征が、帰国となり、ちょっと寂しい大晦日ですが、まだ短期留学生や長期留学生が大晦日の今日もいつものように練習に励んでいます。
この仕事をしていて感じること、そして日本の方にちょっとしたヒントになるかなと思うことを書こうと思います。
テニスのトーナメントによく参加していたライアンくん9歳のお母さん、うちのクラブ生ではありませんでしたが、フレンドリーでよく試合の時も旦那さんが、進行などよく助けてくれました。そのうちアカデミーでレッスンを受けるようになり、ライアンくんの妹もホットショットに参加するようになって、このお母さんは特別にお願いしたわけでもないのですが、日本の留学生にとても親切に対応してくださり、自分のお子さんたちの学校で行われた行事に留学生を連れて行ってくれたり、食事に連れて行ってくれたこともありました。
そしてさっき私に、良い年を迎えてねーとSNSメッセージをくれたので、お返事したら、今すぐ近くにいるから、デイビットの好きなバーベキューポーク買ってきてあげようか?と。
遅くまで仕事をしていてその後食事を作っている私にとっては、最高に助かることなので、ぜひ
買ってきてくれる、お金払うから、お願い、と言ったのに、彼女はお金は一切受け取ろうとしませんでした。
日本でなかなか親しい人以外ここまでする人は少ないように思います。
でもこれが現地の人と仲良くなるためのコツなのです。
これは特別にお金持ちだからそうするわけでもないと思います。
留学生をお世話していて感じるのは、やはり文化が違うから、自分のことで精一杯になりがち、自分さえよければ、という姿勢になってしまいがちで、現地の人に与えること、返すことを忘れてしまう人が多いようです。
単なるありがとうだけでは伝わらない気持ちも、助けてあげたり、自分から何か貢献することで気持ちを伝えることができ、そこから信頼を得て、友情関係を結ぶことができます。ただ「友達になってね」なんていうことはありえないです。
日本人ならではの気使い、とかってよく日本にいた頃聞いていましたが
30年オーストラリアにいる私にはオーストラリアの人の方が、気がつくと感じています。(ごめんなさい)
相手がどう思うか、この状況で周りの人はどう感じているか、オーストラリアの人はよく気がつき、とっても優しいです。
もう1つの例ですが、ビンスはよく大人の生徒さんにビールをご馳走することがあります。
日本では上司におごってもらったら、そのままで終わりますが、オーストラリアではシャウトというシステムがあり、おごってもらったら、ありがとうございますとおごってもらったままでは失礼なのです。
パブで、マイシャウト、というのは自分のおごりね、と言う意味で全員にビールを買う、じゃあ次は僕の番と順番におごっていく、それがオーストラリアのやり方です。年齢は関係ありません、年上だから、上司だからお金持ちだから奢るわけではありません。
私ももっともっとオーストラリアで与えられる人間になりたいと思う大晦日でした。
皆さん良いお年をお迎えください。
29日のパーティー最高に楽しかったです、皆さんありがとうございました。
この仕事をしていて感じること、そして日本の方にちょっとしたヒントになるかなと思うことを書こうと思います。
テニスのトーナメントによく参加していたライアンくん9歳のお母さん、うちのクラブ生ではありませんでしたが、フレンドリーでよく試合の時も旦那さんが、進行などよく助けてくれました。そのうちアカデミーでレッスンを受けるようになり、ライアンくんの妹もホットショットに参加するようになって、このお母さんは特別にお願いしたわけでもないのですが、日本の留学生にとても親切に対応してくださり、自分のお子さんたちの学校で行われた行事に留学生を連れて行ってくれたり、食事に連れて行ってくれたこともありました。
そしてさっき私に、良い年を迎えてねーとSNSメッセージをくれたので、お返事したら、今すぐ近くにいるから、デイビットの好きなバーベキューポーク買ってきてあげようか?と。
遅くまで仕事をしていてその後食事を作っている私にとっては、最高に助かることなので、ぜひ
買ってきてくれる、お金払うから、お願い、と言ったのに、彼女はお金は一切受け取ろうとしませんでした。
日本でなかなか親しい人以外ここまでする人は少ないように思います。
でもこれが現地の人と仲良くなるためのコツなのです。
これは特別にお金持ちだからそうするわけでもないと思います。
留学生をお世話していて感じるのは、やはり文化が違うから、自分のことで精一杯になりがち、自分さえよければ、という姿勢になってしまいがちで、現地の人に与えること、返すことを忘れてしまう人が多いようです。
単なるありがとうだけでは伝わらない気持ちも、助けてあげたり、自分から何か貢献することで気持ちを伝えることができ、そこから信頼を得て、友情関係を結ぶことができます。ただ「友達になってね」なんていうことはありえないです。
日本人ならではの気使い、とかってよく日本にいた頃聞いていましたが
30年オーストラリアにいる私にはオーストラリアの人の方が、気がつくと感じています。(ごめんなさい)
相手がどう思うか、この状況で周りの人はどう感じているか、オーストラリアの人はよく気がつき、とっても優しいです。
もう1つの例ですが、ビンスはよく大人の生徒さんにビールをご馳走することがあります。
日本では上司におごってもらったら、そのままで終わりますが、オーストラリアではシャウトというシステムがあり、おごってもらったら、ありがとうございますとおごってもらったままでは失礼なのです。
パブで、マイシャウト、というのは自分のおごりね、と言う意味で全員にビールを買う、じゃあ次は僕の番と順番におごっていく、それがオーストラリアのやり方です。年齢は関係ありません、年上だから、上司だからお金持ちだから奢るわけではありません。
私ももっともっとオーストラリアで与えられる人間になりたいと思う大晦日でした。
皆さん良いお年をお迎えください。
29日のパーティー最高に楽しかったです、皆さんありがとうございました。