バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

将来が楽しみ

2022-01-10 13:13:00 | テニス留学


昨日はいつものようにUTRの試合を行いました、ホリデー中ということもあり少ない人数でしたが(毎週多くて96人参加しますが、昨日は30人)そこで目立った3人の選手がいました。その中の二人、ブレンデンとベン。ブレンデンは今月末から中学1年生、ベンは小学校6年生。二人ともアカデミーに参加して2年以上になりますが、成長が見えてうれしかったです。二人ともオーストラリア生まれでご両親は香港と中国出身です。

二人の結果が特別目立ったというのではなくて、ふるまい方など見ていてほかのジュニアとの違いを感じました。
彼らが高校生になったとき、私立の男子校のリーグテニスで活躍している姿が想像できます。

それはきっとアカデミーが、単にテニスコートでテニスだけ指導しているわけではないからふるまい方が違ったのだと思います。
そこが一番大きな違いなのだろうと思っています。
テニスが大好きな指導者たちが、子供たちの成長を心から願い、本当に強くなるために必要なことを教えたくて教えているからだと思います。
そしてご父兄もいっていました、とにかくスポーツとしてのテニスをエンジョイして、こうやって友達ができていることがとてもうれしいそうです。symbol1


今年の夏

2022-01-08 10:42:00 | テニス留学




今年の夏はまったく夏らしくなく、雨が多く、どんなお天気になるのか想像がつかない日々です。まだコロナの制限があるので、自由に旅行したり、行動ができないのはつらいですね。まだ夏をエンジョイできないまま終わってしまいそうです。

この2年間日本の留学生なしで、現地の若者と多くかかわる日々に気が付いたことがあります。まず何よりも英語が上達しました。smile

日本の留学生のためにどうやったらわかってもらえるだろうか、どういうたとえを使って説明をすればわかりやすいだろうか、そして大事なポイントは、、、と考えていた時間が今役に立っています。
オーストラリアのやり方を尊重すること、何かを学ぶにはコップをからにしてから、テニス強くなりたいなら、まず人としての姿勢、、、などなど。

この2年で自分が試行錯誤したポイントは、留学生特有ではないということに気が付きました。

たとえば友達がいるからある特定の日のスクオッドに参加したい(自分だけ他と違うことにチャレンジをしたいとか、こうしてみたいという強い思いよりもたくさんの友達が参加するからそこにいたい。)テニスの上達やラケットの選び方、などにもご父兄が最近はグーグルで何でも調べられるし、固定観念を持っていて、なかなか違った(正しい)考え方を取り入れようとしてくれなかったり。結果ばかりにこだわって子供に対してネガティブになったり、怒ったり、必要以上にお子さんを守ってしまって週末の大会では相手をこうしてくれ、この人とは対戦させないでくれ、時間を朝早くにしてくれ(暑いから)など言われることもあります。

テニスで一人とびぬけて強くなろうと思ったら、こういうことはもちろんNGです、それもわかってもらえるようご父兄と話ができるのは日本の留学生をみてきた経験と自分の子供たちがテニスにずっとかかわってきたことがあるからだと思っています。
もちろん自分だって完璧な子育てをしたわけでもないです、少しでもその経験に耳を傾けてくれるようにと願いながら接しています。

写真はコーチのデイビット、去年の末からチームに加わったとても優秀な経験豊かなコーチであり、典型的オージーです、彼に任せたら何も心配する必要はありません。小さいこと気にしないし、多少の雨であろうが、コートサーフェス変わろうが、できることをできる環境でしっかりやってくれる、不平不満一切言わない静かな達成者です。
そして何より彼自身が指導する環境をエンジョイしています。好きであることは大事ですね。



天気予報

2022-01-04 12:55:00 | テニス留学
オーストラリアの天気予報は日本のように時間ごとに正確ではないので、参考にしかならないです、ほとんど当たらないので、私はあまり気にしないようにしています。
国土が広いからなのでしょうか?

というのは明日の予報は雨だから。

雨予報でもまったく雨が降らなかった日なんて何日もありました。smile

最近携帯その他で天気予報がすぐわかるようになり、便利なのはよいことですが、前もって水曜日は雨だから、木曜日も雨だからと言って早めにレッスンをキャンセルする人がいるのですが、知りすぎることもよくないことだなあと感じています。
正しくない天気予報のおかげでビジネスに影響が出たことがよくあります。

私は、予報はあたらないから、どんな日になるか、楽しみにしていればいいんじゃないかなと思っています。

そして近いうちにお天気を気にしないでもテニスができるような環境になりますよ。
たぶん2022年か2023年には。



新しい一年

2022-01-02 11:26:00 | テニス留学
新しい年があけました。
今年もよろしくお願いいたします。

今年こそは日本との行き来がしたいし、今年こそは留学生のお世話がしたいと思っています。

ほぼ2年間日本の留学生なしで、現地の方とのやりとりばかりですが、現地のオーストラリアの新世代はいろいろな国籍の人がいて、その上私よりオーストラリア滞在が短い方たちも多くなっています。

オーストラリアでテニスをしているのならば、オーストラリアのテニスが強かった時代、オーストラリアのレジェンドやチャンピオンとして尊敬される人たちの姿勢や、その時代のやり方、考え方を知ることは貴重で、その考え方を尊重すべきと思い、ビンスはつねにご父兄にその話をします。

単に成績だけにこだわったり、UTRだけを気にするのではなくて、本当のテニスの良さを伝えようとしています。
それはテニスが一生できるスポーツだから。
何歳になっても、どんなレベルでも、テニスが人と人をつなげる、出会いを作るきっかけになり、そこから多くを学ぶことができる、成長することができるからです。

昨日からATPカップが始まりました。
これからの1か月はテニス好きの人にはとても充実した日々になります。