今朝も雨が降ったりやんだりですが、Har-truは大丈夫。
オムニコートもハードコートも、イタリアンクレーも今は使えない状態ですが、Har-truのコートでブレットのレッスンを受けています。
テニスオーストラリアがオーストラリア全国にクレーコートを増やしたい理由、それは現在の世界のトップクラスの選手たちのうちの約80パーセントがクレーコートで育った選手であるということが一番の理由です。
まずクレーコート、に対する定義、日本で一般的に考えられるクレーコートとは単なる土の硬いコート。
ネットでWikipediaで調べるとアンツーカーとも呼ばれていますが、アンツーカーイコール全仏のコートではありません。
全仏のコートとイタリアのクレーコートはベースに違いはありますが、似かよっています。
クレーとは土のことですが、ヨーロッパのコートは赤土、アメリカのHar-truは緑色のグリーンストーンを使ったコートです。
現在クレーコートは他にもいろいろ見かけますが、本当のヨーロッパの赤土やグリーンストーンを使ったコートこそが本物のクレーコートと呼ばれるべき、きちんと区別がつくように、他の名称をつけてほしいなと思ってしまいます。
1面の工事費は日本円にしたら1千万円ぐらいです。
日本にあるクレーコートと比べるとヨーロッパやアメリカのクレーは球足が遅くウィナ―が出にくいのでラリーが長く続きます。
アカデミーのクレーコートはボールのバウンドも完璧で本当に整備されたヨーロッパにあるクレーコートとほぼ変わらない質のコートなのです。
今年はきっともっと多くのオーストラリアの大物選手たちが、コートを見に来ることでしょう。
昨日もあのお天気の中まったく問題なくコートが使えたことにトニーローチさんは驚いていました。
そしてもう1つ付け加えなくてはならないこと、イタリアのクレーも、アメリカのHar-truというクレーも、現在オーストラリアのどこにもありません、このアカデミーにしか存在していないコートです。