バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

文化が違っても思いは同じ

2020-10-21 10:28:00 | テニス留学
今年の3月以降は日本とオーストラリアの国境が閉ざされてしまったので、普段の私の生活は完全に現地のテニスをする子供たちとのかかわりの時間になりました。
それはそれで、楽しく充実しています。
その中でいくつか気が付いたことは、日本人だからこう思う、日本人だからこうする、と思っていたことが、現地のオーストラリアのジュニアも同じであることでした。

結局言葉が違って、文化が多少違っても、テニスをしている人たちは同じように考えるのですね。
日本の留学生に話していた内容が現地の生徒にも通用したのがうれしかったです。

先週土曜日からプレミアーリーグというテニスのチーム戦が始まりました。
シドニーのトップクラスの選手がチームを作り毎週ダブルスとシングルスの試合をします。
今週24日土曜日はアカデミーが会場となり6チームが試合をします。
アカデミーからもチームが出場していますので、24日に写真を撮るのを楽しみにしています。




挨拶からはじまる無限の可能性

2020-10-12 09:04:00 | テニス留学
前回のブログで挨拶が大事な話をしました。

日曜日の大会で、コーヒーを売るようになり、コーヒーが出来上がるのを待っている間にご父兄とビンスはいろいろな話をします。
最初はやっぱりハローからスタートです。

そこからテニスの話、自分の子供の話、試合でのこと、その他いろいろな話になり、ビンスは本当に上手に人と話します。
もちろんジョークいっぱい言うので、みな笑っていて、楽しく日曜日の時間を過ごし、勝っても負けてもテニスが楽しいと思えるよう工夫をしています。

そしてテニスは続けなさいと、一生できるスポーツだから、どんなに勉強が大変でも何があってもテニスは続けなさいと話しています。

単なるビジネスでアカデミー経営する人もいますが、ビンスと私は本当にここにいたくて、ここで若者の笑顔を見るのが好きで、楽しみで、休みなしでもその時間が好きだから、ここにいます。

日曜日の大会に1年以上毎週のようにジュニアをエントリーしてくれているご父兄はそれをよくわかってくださっていることが、とてもとてもありがたいです。
そしてその何気ない日曜日のおしゃべりから、このアカデミーでのビジネスに大きな可能性が広がろうとしています。
(まだ内緒です。smilesmile



久しぶりの更新です。

2020-10-09 17:34:00 | テニス留学
とても久しぶりになってしまいました。
コロナでビジネスの形態が変わり、お客さん層も変わり、留学生の来ない日々。
そして今年は30年ぶりに短期の遠征のない、12月1月になります。

日々忙しくいろいろなことがありますが、挨拶が大事だという話です。
あるオーストラリアで強いとされているジュニア選手で挨拶をしてくれない人がいます。
ほんの一言、ハローっていうだけの、とても簡単なことなのに、どうしてできないのか、よくわかりません。
大勢の前でスピーチしたり、自分の意見をいったりする方が難しいことなのですが、英語で一番最初に習うハローという言葉がなぜ言えないのか、とても不思議です。
そういう態度なので、テニスがうまくても、周りの人はあまり尊敬していないように感じます。

日本の部活で挨拶、って厳しく鍛えられますが、それもしなくてはならないからするだけなのではなくて、挨拶どうして必要なのか、考えました。(どうしてか聞かれて答えられるようにしておきたいから。)

挨拶は友達になるきっかけになり、人との会話のきっかけにもなり、何かが起きて助けが必要な時も、助けてもらえるきっかけになるかもしれません。周りの人に与える印象、第一印象大事です。
挨拶してもらえてうれしくない人はいないです。テニスでは相手が必要で、テニスを通じて出会える人たちとのきっかけは無限にあります。
私たちも大会を運営していて、たくさんの出会いがありました。

大きな声でしっかり挨拶しましょう。