花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

バラの実

2012年01月17日 | 学校
バラには秋になると実がつきます。
中には米粒よりやや大きな種子が入ってますが
品種によって大きさが違います。
これは左からデンティベスニュードーンアンジェラという園芸種です。
野生種ではないので正式なローズヒップではありませんが、同じ効能はあるようです。
これを播くと春になると芽が出てきて、なんとそのまま開花してしまいます。
交配した翌年には花を見ることができるというのが素人にとってはとても魅力です。
チームはイオンビームを使って突然変異を誘発させています。
ちなみに左端のアンジェラは炭素イオンを照射したものです。
しかしそんな最先端な施設設備に頼らなくても育種は交配だけでできます。
みなさんもこの春は人工授粉に挑戦し、世界にひとつだけのバラを作ってみませんか!
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雪のムラサキシキブ

2012年01月17日 | 学校
雪をかぶった紫色の実がとてもきれいなムラサキシキブです。
変異を起こしやすい背の低い樹木で
実の大きさが違ういろいろな変異種が見つかっています。
実の大きさによってコムラサキシキブ、オオムラサキシキブなどと呼んだり
実が白いものはシロシキブと呼んだりするそうです。
自然界では一般的に宇宙からやってくる宇宙線(放射線)によって
変異が起きます。この変異が生き抜くのに有利な場合は
その形質は後世へと引き継がれ、不利な場合は絶滅していきます。
チームが育てているイオンビームを照射したバラやクリスマスローズは
いったいどんな運命をたどるのでしょうか?

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