花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

クリスマスローズまもなく開花!

2012年01月19日 | 学校
イオンビームを4年前に照射したクリスマスローズが
今まさに開花しようとしています。
この花を自家受粉させると子である種子が採れます。
一般に親をF1、子をF2といいます。
しかし突然変異育種では突然変異誘発処理をしたものをM1、
その子をM2といいます。mutation(突然変異)のMです。
イオンビームを照射されたM1はどこかのDNAが二本鎖とも切断されています。
そのDNAは自然に修復されますがその際、奇形の状態でつながることがあります。
これが変異を起こす原因になります。
しかしほとんどの場合はDNAが奇形になっても、もう1本の染色体がカバーするため
M1には変異がなかなかおきません。
つまりM1の奇形となった遺伝子はメンデルの法則の劣性と同じように
Aではなくaとしてふるまいます。
劣性遺伝子を発現させるには自家受粉させてaaの組み合わせを作る必要があります。
だからチームはこのクリスマスローズの自家受粉種子がなんとしてもほしいのです!




コメント

祝合格!FFJ検定特級

2012年01月19日 | 学校
農業クラブにはFFJ検定というものがあります。
これは日頃、農業学習の一環として取り組んでいる農業クラブ活動、
特にプロジェクト活動(研究活動)について評価するものです。
したがって農業クラブの会長を務めていても研究活動がおろそかでは合格できません。
優秀と認められるレベルなのか、まだまだ改善点があるのか。
より研究活動の質を高めるにはこのような外部評価はとても大切です。
学年を追って初級、中級、上級と順に取得していくのですが、
特級まで取得できるのは全国でも数十名しかいません。
その最高位である特級をチームの3年生4名が見事合格しました。
テクノ愛グランプリのつわものたちです。
実はだいぶ前から学校に合格証書が届いていたようですが
知らなかったので、いつもどうなったのか心配していました。
先日、全国の農業クラブの機関誌「リーダーシップ」が配布されました。
なんとその中に合格者一覧の頁があるではありませんか。
その中に自分たちの名前を発見したメンバー。
気を切らして職員室に飛び込んできたのはいうまでもありません!

本日18時から南部町芸能伝承館で「達者村地域づくりフォーラム」が開催されます。
名農の研究チームが農村交流について発表するのでぜひご来場ください。



コメント (2)