なでしこJAPAN

第２農場でピンクの花を見つけました。
昨年、日本代表女子サッカーチームの愛称として
一躍有名になった「なでしこ」です。
チームは今から３年前に男子５名で結成されました。
その記念すべき最初の研究が「なでしこ」の伸長抑制でした。
そして約半年かけて得たデータをもとにその年、初めてテクノ愛2009に出場しました。
内容は赤色光をある光量で照射すると薬剤を使わなくても
伸長が抑制でき、かわいいミニなでしこができるという研究でした。
京都大学で行ったプレゼンテーションの中で将来は売上金の数％を
日本女子サッカー「なでしこJAPAN」の強化費にするという提案もしていました。
当時「なでしこJAPAN」の愛称はまだ全国区ではなかったので
今ならもっと共感してもらえたかもしれません。
こんなプレゼンテーションをしているなんて校内では誰も知りません。
このようにチームには校内で一度も公開したことのない
プレゼンテーションがたくさんあります！

プリムラ満開！

この花も草花温室にある商品「プリムラ」（サクラソウ）です。
昨年はひと苗ずつ鉢に入っていましたが
今年は色の違うもの３株ぐらいがひと鉢に植えられた「寄せ植え」です。
これなら購入してすぐ飾ることができ便利です。
このプリムラはヨーロッパや中国原産で花も大きく色鮮やか。
西洋サクラソウと呼ばれています。
それに比べチームが種差海岸で保護した可憐なサクラソウは
日本原産で日本サクラソウと呼ばれています。
しかしどちらも同じプリムラ類。
日本サクラソウの学名はプリムラ・シーボルディといいます！
シーボルディは日本の動植物をヨーロッパに紹介した
あの有名な「シーボルト博士」のことです。
つまり「シーボルト博士のプリムラ」という名前なのです。
昨年チームが保護活動のために作ったTシャツには
英語で次のようなメッセージが書かれています。
「Take action for Primula sieboldii」