花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

Long-day plant

2013年06月02日 | 園芸科学科
きれいな夕焼けです。
6月に入ったためか日が長く感じるようになりました。
植物は日長で季節を感じます。
気温ではその日の天気によって変化が大きいため
正しい季節を判断できないからです。
その点、日の長さは時計のように狂うことはありません。
日が長くなると花芽をつける植物を長日植物といいます。
でも昼の長さではなく本当は夜の長さが短くなると
花芽をつけるというのが正しい説明です。
夏至に向かってどんどん日が長くなっています。
園芸科学科の温室では長日植物の花壇苗がたくさん咲いています!
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過給器始動!

2013年06月02日 | 研究
先日紹介したチームが開発した水質浄化用バイオエンジン。
そのエンジンの能力をさらに引き出すために
燃料となる栄養を送り込む過給器のひとつが「微生物ビーズ」でした。
ビーズを水槽に入れてから2週間、活発に働き始めたようです。
それは水槽のへりに気泡がたくさんつきはじめたことで分かります。
微生物は水中で有機物を栄養素や炭酸ガスに変えます。
そのガスがこの気泡になってあらわれるのです!
したがって気泡が増えるということは活発に分解が始まったことを意味します。
水質を分析すると予想通り危険なアンモニア態窒素が
植物の栄養になる硝酸態窒素に変わっています。
あとはバイオエンジンとなる植物がこれを吸収することで
水質をどんどん浄化できることになりません。
環境さえ整えてあげれば生き物はきちんと働きます。
頼もしい過給器が始動しました。
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