花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

近代美術館?

2014年03月10日 | 環境システム科
これはいったい何でしょう?
パイプが組み合わされた大きな造形物。
まるで近代美術館のオブジェのようです。
これは環境システム科のイチゴ用水耕栽培装置。
石垣栽培のように立体的にイチゴを育てる装置で
パイプの中を養液が流れるのだと思われます。
これまた今までの名農にはなかったもの!
来年の春、ここでミニ観光イチゴ園ができるかもしれません。
この装置は環境システム科の施設園芸系のコースを選択するものにとっては
新しい栽培法を学ぶ貴重な場となりますが、
工学系のコースを学ぶものにとっても
水耕栽培装置の仕組みを学んだり新しいアイデアを生み出す
大切なヒントをくれる教材でもあるのです。
園芸教育学部、近代美術館。
新しい名農が動き始めています。

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園芸教育学部

2014年03月10日 | 学校
名農の掲示板に大きなありがとうの文字。
色とりどりでとても高校生の作品とは思えません。
それもそのはず、これは地元の小学生が
本校で農業体験学習をした際、何度もサポートしてくれた
名農の3年生のお兄さんお姉さんに対して
作った感謝のメッセージなのです。
この作品はちゃんと卒業式に間に合うよう届けられ
巣立つ3年生にも見てもらいました。
社会全体で子供を育てる場合、「ナナメの関係」が大切だといわれます!
利害関係のある先生や親(タテ)でなく、
また同じ視点になりがちな友達(ヨコ)でもない
一歩 先をゆく先輩(ナナメ)の親身になりすぎず、
力になりすぎないアドバイスが効果的であることがわかってきたからです。
少子化で子供会もなくなり、家庭の中でもナナメの関係が気づけなくなった今こそ
このように園芸作物を題材にして学校を超えた子供たちとのふれあいの場を
社会が設定していくことが大切なのかもしれません。
名農生は子供たちを指導する際、
自分で簡単な指導案のようなものを作って臨みます。
まさに園芸園芸学部です。
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