花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

山の神がやってくる日

2017年02月17日 | 環境システム科
山の神とは文字通り山を支配し山の幸を私たちに与えてくれる神様です。
ところがこの山の神様、春になると山から里に降りてきます。
そして田の神様(農神)になり、農家に作物を与えてくれます。
逆に秋も深まった頃、田の神様はまた山の神様に戻り
山に帰っていくと昔からいわれています。
山から降りてくる日を「春の田の神迎え」、
山にお帰りになる日を「田の神上げ」といってお祝いしたそうですが
山村ではないため今はすっかりこの行事はなくなってしまいました。
さて山の神様はいつやってくるのでしょう?
昔からいわれているのは
2月16日、3月13日、彼岸の中日の3回といわれています。
いずれかに合わせてやってくるのだそうですが
だとすれば昨日、山の神様がやってきたかもしれません。
これとは別に奥様のことを「山の神」と表現することがあります。
そもそも山の神様は神秘的で恐ろしい力を持っている女性の神だといわれています。
したがって長年連れ添うに従って
だんだん口うるさくなってきた奥様を山の神というのだそうです。
このところ妙に奥様が口うるさいと感じているみなさん、
もしかしたら山の神様が間違って家に降りてきたのかもしれません!
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LED信号機の研究成果発表

2017年02月17日 | 研究
1年間の実験データから総合的に判断した考察を
3年生の代表が京都大学や報道陣の前で発表しています。
3Dプリンターで作ったさまざまな形状の
雪国向きLED信号機用素材の実験データから
何が読み取れるのか大胆にも仮説を述べています。
詳しくは説明できませんが、なんと私たちの身近な
スタッドレスタイヤを例に出して説明しています。
これには大学の先生から測定データから
まったく関係のないように見えるタイヤに着目して
整理できたとお褒めの言葉をいただきました。
大学院生もこれには気がつかなかったと驚いていました。
また先生はこういう整理して物事を考える力が
将来、必ず役に立つとも話してくださいました!
3年生は今回の実験と発表を最後に
夢の信号機開発を後輩に託すことになります。
普通では考えられない体験を通し成長した3年生。
お疲れさまでした。

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