花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

節電!

2017年04月01日 | 学校
名久井農業高校の廊下です!
ご覧のように天井のライトがつきっぱなしです。
それもこの長い廊下のライト全部です。
まだ朝10時頃というのに一体何をしているのでしょうか。
これではちゃんと節電しなさいとお叱りを受けてしまいます。
でもこのライトの電気、実は自然エネルギーを使って
名農が自分たちで作っているのです。
発電する方法は太陽光パネルと風力発電装置。
この2つの装置で常に電気を作っては蓄電しているのです。
また不思議なコンセントもついています。
このコンセントに差し込めば
停電時でも電気がつかえるのです。
これもライトと同じように自然エネルギーで蓄電したもの。
東日本大震災の時、停電となり大変困ったので
このようなシステムが導入されているのです。
でも初めて見た人は誰もが名農は節電していないと
勘違いされそうでちょっと困ってしまいます。
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緑のない学校?

2017年04月01日 | 学校
この写真が名久井農業高校のどこかわかりますか?
かつて名農に学んだ人ならすぐわかると思います。
建物は今とあまりかわりませんが
違うのは道路が舗装されていないこと。
また緑がどこにもないところです。
これは昭和47年、かつて水害が頻発した川辺の校舎から
現在の高台に移ってきた頃の写真です。
今でこそ名農は自他ともに認める自然豊かな学校で
多くの人が森の木の一部を伐採して
その中に建てたと思っているようですが
実はこのように最初はまったく緑のない
土ぼこりが舞う学校でした。
そこでここから学校あげての緑化活動が始まります。
先輩から後輩にバトンしては木を植え、花を植え続けた名農生と職員。
その成果が昭和60年にいただいた緑化功労者に贈られる内閣総理大臣賞。
土ぼこりが舞う緑のない学校が、他から見学にくるほどの
緑あるれる美しい学校になった瞬間です。
チームは本日、横浜の日本フラワーガーデニングショウで
研究成果を披露しますが、名農の緑化活動についても
少し触れようと思ってます。
この活動があって生まれた「緑育心」。
全国から集まる園芸愛好者に胸を張って紹介するつもりです。
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