花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ホワイトふきのとう?

2017年04月22日 | 研究
ふきのとうが顔を出しました。
ところが草原でも地面でもありません。
鉢に敷かれたモミガラの中から出てきたのです!
実はこの鉢、昨年の先輩がサラダフキを作るのに使ったものです。
先輩は卒業してもフキは鉢の中でこのように生きていたのです。
フキノトウはフキの花。
光を当てずにサラダフキを育てたように
もし光の当たらないフキのつぼみを掘り上げたら
白い生食できるつぼみがあらわれるかもしれません。
まるでタケノコのようだとは思いませんか?
鉢の中を手探りで花芽を探すなんていうのも
面白い収穫法になりそうですね。
コメント

ナガイモ羊羹!

2017年04月22日 | 
先日、こんな食べ物を学校で見つけました。
豆腐ではありません。
なんとナガイモ羊羹とのことでした!
市販されているのか試作品なのかはわかりませんが
今までお目にかかったことのない食べ物です。
青森県はナガイモの産地。
特に太平洋側の南部地方では盛んに栽培されています。
それには理由があります。
ヤマセという低温多湿の風が吹くため
春から夏にかけて気温が下がり、
リンゴなど地上部に実がつく作物の栽培が難しかったからです。
ご存知のとおり、地温は年間を通してあまり変化しません。
したがってヤマセが吹く南部地方では
地下部を利用するナガイモ、ニンニク、ニンジンなど
根菜類の栽培が盛んになったのです。
産地ではたくさんの端物が出ます。
おそらくそれを上手に利用したのでしょう。
なかなかのお味でした。
コメント