花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

虫の世界を覗こう!

2017年04月20日 | 研究
チームが高山植物を持ち込んで実験するのは
北極の植物にネクターガイドがあるのかを確かめるため。
ネクターガイドはご存知のとおり、
昆虫だけに見える蜜のありかを示すサイン。
つまり紫外線を見ることが出来る虫の世界を覗く実験です。
温帯と違って北極には昆虫が多くありません。
そんなところでネクターガイドは必要なのでしょうか。
はたまた少ない昆虫を呼ぶために
よりネクターガイドが大切になっているのでしょうか?
提案した3年生はすでに卒業しましたが
いずれの可能性もあるのではないかと話していました。
それを引き継いだのが後輩の現3年生のメンバー!
虫の世界の覗くのはこのカメラ。
なんとレンズの前に真っ黒なフィルターがついています。
可視光線除去、紫外線透過フィルターです。
さていったいどんな風に見えるのか
後日紹介したいと思います。
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高山植物

2017年04月20日 | 研究
チームの温室にしては珍しい植物が入ってきました。
それは高山植物の仲間たち。
実は今から5年ほど前、今回と同じように
高山植物が持ち込まれたことがあります。
それは国立極地研究所と行った極地の植物研究のため。
そんなことでもないと、チームフローラといえども
高山植物はなかなか縁遠いものなのです。
ということはこの植物は何に使うのかもうお分かりだと思います!
昨年の秋、極地研究所主催の極地研究コンテストで
チームが提案したテーマが南極と北極の2つに採用されたのですが
この高山植物は北極研究を行うための実験材料なのです。
南極研究は何度も紹介しているブルーモーメント。
では北極はいったいどんな研究だと思いますか?

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