花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

青森の花見は2度ある!

2017年04月29日 | 学校
南から上がってきた桜前線。
今年は途中で寒い時期もあったので
スムーズには北上してきませんでしたが
先週、この南部町にもとうとうやってきました。
待ちに待った桜の開花に合わせて
クラス毎で写真を撮るなど名農でも楽しんでいたようです。
しかし桜前線はあっというまに南部町を通過。
すでに半分ぐらいは散って葉桜になってきました。
今年は弘前城の桜がゴールデンウィークでも鑑賞できるらしく
全国からたくさんの花見客が来県しているようです。
リンゴの剪定技術を応用することで、
花を多く咲かせる津軽の桜はまさに圧巻。
機会があったらぜひ楽しんでほしいものです。
さて桜前線が通過してしまった南部町ですが本当の花見はこれから!
連休前後にかけてサクランボやリンゴの花が満開となるのです。
こちらの果樹園の花見もそれはそれは絶景。
2回目の花見がまもなく始まります。
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ここにもレガシー!!

2017年04月29日 | 研究
チームの温室の奥にこのような装置が置かれています。
これは光の色と光量によって草花の成長が
どのように変化するのかを探るために
初代環境システム科メンバーが自分たちで作ったもの。
農業と工業を融合させて学ぶというキャッチフレーズの
環境システム科ですが、このようなアングルを簡単に
作ってしまうあたりに従来の農業学科との違いを感じます。
彼らはこの装置を使い、念願だった
光によるガーベラの伸長促進技術を開発し
その年のテクノ愛で準ブランプリを受賞しています。
それを考えるとこの装置は初代メンバーが残した研究遺産です。
現在は使ってはいませんが、いつでも使用可能!
おそらく後輩たちが近いうちに使い出すと思います。
チームが結成されて今年で9年目。
いろいろなところに研究の足跡が残されています。
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