花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

実験材料は自前です!

2017年04月16日 | 研究
チームに入ったばかりの2年生が
春休みにカボチャの種子を播く準備をしています。
実は彼らは実験でカボチャを育てる予定なのです。
とはいっても5月になると恒例の名農の野菜苗販売があります。
そこで買えば手間入らずなのですが
それでは農業高校に入った醍醐味が味わえません!
可能な限り実験材料は自分で育てる。
またこのように実験材料を自前で育てることで
研究そのものへの愛着も高まると思うのです。
これが長年続いているチームのスタイル。
いよいよ活動が始まりました。


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忌避剤!

2017年04月16日 | 研究
なんともきれいな色のカボチャの種子です。
とはいってもこれは人工的に着色したもの。
カボチャやトウモロコシなどの種子は畑に播くと
よくカラスにつつかれるなどのいたずらをされてしまいます。
そこで昔から鳥害防止のため着色しています!
またものによっては種子消毒を兼ねているものもあります。
これを忌避剤といい、青や赤などの色があります。
さてこのカボチャの種子はチームの2年生が使うもの。
いったい何をするのでしょう。

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梅は咲いたか!

2017年04月16日 | 学校
「梅は咲いたか」というお座敷の歌がありますが
名農の梅も1週間ほど前に満開になりました。
ところがチームの温室前に植えている「南高梅」と
南部町特産の「八助」は蕾こそふくらんできましたが
まだまだ咲く気配はありません。
同じ梅なのになぜこんなにも開花時期が違うのでしょうか?
調べてみると一般に観賞用の梅は「花ウメ」と呼ばれ
小ぶりの種類で香りも高い品種群。
逆に食べるものは「実ウメ」と呼ばれ、大きくなり
たくさん実をつける品種群。
どうやら同じウメでもタイプがぜんぜん違うようです。
早春に咲くウメはまだ寒いため受粉してくれる昆虫はまだいません。
しかしそれでは実を利用するウメにとっては不都合です。
もしかしたら受粉者である昆虫たちが飛べる
暖かな気温になってから咲くように選抜、改良されているのかもしれません。
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