花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

アイデアコンテスト

2019年08月05日 | 研究
ボランティアの大会でハンターズとバブルボーイズは
度胸試しの他にもう一つチャレンジしたことがあります。
それは今まで考案した環境技術の中で
市民の皆さんはどのアイデアに一番興味があるのかを調査することです。
アイデアは3つあります。
ひとつ目は2018年にフローラが発表した水質浄化と食糧生産を同時に行うシステム。
お馴染み、世界大会で準グランプリを受賞したアイデアです。
ふたつ目はバブルボーイズが考案した泡農薬。
飛散と使用する量を抑制できる今までありそうでなかった技術です。
みっつ目はトレジャーハンターズが今年考案した開発途上国の集水技術。
現地で用いられている技術に日本古来の伝統技術と
ハンターズの新しいアイデアを加え
土壌流出を防ぐとともに作物や緑化植物の栽培をサポートする技術です。
説明を聞いた方がこれは面白いと思った技術をひとつ選び
メッセージとともに投票してもらうという仕組みで全員楽しみながら調査しました。
その結果がこの紙に貼られている鳩の形をした付箋紙です。
これを見ると一番多いのは中断の黄色。泡農薬でした。
消費者のみなさんがいかに安全や安心に興味あるかがよくわかります。
この結果には大満足のバブルボーイズでした。
2位は水質浄化システム。3位はわずかの差でハンターズの集水システムでした。
ハンターズのアイデアは西アフリカなど乾燥地をターゲットにしたもので
日本に住む私たちにはちょっとイメージが湧きにくかったようですが
ゲストで来場されているアフリカなどで活動されている方々は
このアイデアと重要性をすぐ理解され、大いに称賛されました。
気がつくとハンターズはアフリカで活動している
お医者さんたちから名刺をもらっていたようです。
玄人ウケしたことで初陣のハンターズも自信をつけたようです。
2日間精一杯頑張ったハンターズとバブルボーイズ。
大会が終わった翌日には猛暑の横浜から
逃げるように北国行きの新幹線に乗り込みました。
なお八戸駅に到着し新幹線のドアが開いた瞬間、
横浜と大差ない暑い空気に触れ、がっかりしたのはいうまでもありません。
コメント

ステージクリア

2019年08月05日 | 研究
たくさんの方に日頃の研究活動を紹介しようと横浜で開催された
全国の高校生ボランティア大会に参加したハンターズとバブルボーイズ。
ご覧のように会場は人がごった返すほどの大盛況です。
まずは一方的で良いから人に声をかけ、
自分たちの話を聞いてもらえる度胸作りを目標におきましたが
初陣のハンターズは緊張して思うように自分から動けません。
案の定、せっかく得た話すチャンスでも声が小さいようです。
それに比べバブルボーイズはどんどん人を呼び止めては
ハンターズにふっていきます。
1年前は緊張して何も話せなかった二人ですが今は頼もしい存在となりました。
彼らが説明する時間は1日目、2日目とも3時間半もあります。
この長い時間がハンターズの緊張を徐々にほぐしていきます。
そのおかげで2日目は自分たちで声がかけられるほど成長していました。
あとでハンターズから感想を聞いてみると、自分のいおうとしている内容を
いかに簡潔に話すかというのが一番難しかったとのこと。
でも繰り返し挑戦するうちに、頭の中で内容が整理され
スムーズに大きな声で説明できるようになったと話していました。
フローラは結成した2009年からポスター発表に毎年チャレンジしてきましたが
誰もが最初はハンターズと同じ感想を述べてきました。
どうやらみんなが必ず通る道のようです。
さて大会を振り返ってみると目標であった人前に立って
自分の言葉で話すことには成功。
1stステージはクリアしたようです。
次は質問に対するやりとり。きちんと相手のお話を理解し
知識や体験をもとに返答するというコミュニケーションが目標です。
2ndステージは9月の学会。
徐々に力をつけていくハンターズです。
コメント