花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

サマージャンボ宝くじ

2019年08月15日 | 研究
お盆前の実習時、ハンターズとバブルボーイズは
国立極地研究所が主催する極地研究のテーマ募集に応募しました。
この大会は研究成果ではなく、あくまでアイデアを競う
中学生から応募できる歴史のあるコンテストです。
いつも植物研究ばっかりしているメンバー。
たまには頭の体操でもしようと毎年のように応募しています。
今まで4度最優秀をいただき、実際に極地で研究してもらいました。
面白いのは探検隊が実験で得たデータをまとめるのではなく
あくまで提案した高校生がデータ分析して翌年発表するシステム。
したがってかなりやりがいがあるコンテストといえます。
果たして今年はいったいどうなるでしょう。
チームの長年続いている応募スタイルは一人一テーマ。
つまり今年は全員で7テーマを応募。
まるでサマージャンボ宝くじです。
優秀賞という前後賞もあるのでみんなの期待も大。
ご褒美は1泊で東京に今年と来年の2度行けること。
このように研究を娯楽にかえて楽しむメンバーです。
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猛暑に耐えるリンゴンベリー

2019年08月15日 | 学校
昨年の秋に植えたリンゴンベリー(コケモモ)が
必死で猛暑に耐えています。
これは昨年、ファイナルフローラがストックホルムで開催された
若者の国際水研究大会で世界準グランプリを受賞した記念で植えたもの。
−30℃でも耐えられるという耐寒性を持っているので冬は楽勝。
元気に育ってくれました。
しかし北国育ちは夏には弱いもの。
果たして耐えられるのでしょうか。
こちらが一番心配しているのは実のつき具合。
できればジャムにしようと考えているからです。
あまりの暑さで実をつけないことも十分に可能性があり心配です。
寒冷紗でもかけてあげればよかったのですがもう手遅れ。
彼らのポテンシャルを信じて、生育を見守りたいと思います。
さて今年もまもなくストックホルムに
水研究の日本代表が向かう時期になりました。
ところが北極圏では気温が上がり環境異変が起きています。
またヨーロッパの猛暑の話題もニュースで紹介されています。
もしかしたら北欧も気温が高くなっていて
環境の変化を肌で感じることができるかもしれません。
これも含めて高校生にとっては貴重な体験。
頑張ってもらいたいものです。
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