花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

逆転判決

2020年02月03日 | 研究
フローラ時代からの面白い習慣が環境班にはあります。
それは最後の課題研究の授業で、この2年間の遠征で
どれぐらいの距離を移動したのかを計算しては
メンバー同士で比べて、その貢献度を評価することです。
今回の3年生はバブルボーイズ。でもたった二人しかいなく、
それもほとんど一緒に活動してきたので、大きな差などないのはわかっていました。
でも一応計算してみるとバブルボーイズAは17,300km、バブルボーイズBは16,216km。
Aは2月にハンターズ数名を引き連れて
大阪に最後の遠征をするため距離がちょっと伸びたようです。
Bはアメリカ研修に出かけるので距離は伸びそうなものですが
これは研究活動とは違うためカウントされませんでした。
でもこれだけだと自分の遠征がどれぐらいのものか判断できません。
そこで彼らの先輩である昨年のファイナルフローラと比べることにしました。
すると昨年の女子メンバーは15.000km前後。
北海道の大学に進学した男子は約18.000km。
途中からフローラの所にやってきたバブルボーイズですが
フローラメンバーとまったく遜色ありません。頑張りました。
ちなみに昨年、ストックホルムまで行ったメンバー2名はいずれも約36,000km。
やっぱり先輩はすごかったとあらためて感心していました。
さて距離から行くと今年最もチームに貢献したのはA君となり
彼は大喜びですが、実はまだ終わりではありません。
それがコスパの問題。A君は2度の最優秀賞、
B君はなんと個人で出場した大会もあり、3度の最優秀賞を受賞しているのです。
最優秀をとるのにどれだけ遠征費を使うのかということを考えると
今年の勝者はB君。逆転判決となりました。
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水浸し

2020年02月03日 | 研究
ハンターズの本拠地である馴化温室。
先週は雨が降ったので、だいぶ雪も溶け
開かずの扉も開くようになりました。
久しぶりに入ってびっくり。なんと床が水浸しなのです。
おそらく先日の風雨でどっかから雨が入ったのだと思います。
ガラスの実験器具などを収納しているダンボールも
濡れてしましましたが、なんとかセーフ。早く乾いてほしいものです。
さて暖冬だから実験を早く再開できるかと考えていましたが
やはり無加温の馴化温室は日中とはいえ寒く長居できません。
ご存知の通り、自動開閉の窓が壊れているため常に開きっぱなし。
雨こそ降りませんが、気温はほぼ屋外に近いものがあります。
壊れた窓を直そうにも、この温室を設計施工した会社は
とうの昔に店をたたんだそうで、どうしようもできません。
屋外が暖くなり始めるまではあと1ケ月ぐらいかかります。
春、一気にスタートを切れるよう準備に当たりたいと思います。
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