夏色

町のシンボルである名久井岳、そしてゆったりと流れる馬淵川。
これが現在の南部町の風景です。
「少年時代」とか「菊次郎の夏」という歌や映画がありましたが
まさにその中に出てくるまさに夏色の心象風景です。
青森県立名久井農業高校は数年前から全国募集をしています。
この町はその昔、トットちゃんが疎開した里山ではありますが、
知名度の低い田舎の農業高校で学ぼうという人など
いないのではないかと初めは心配しました。
しかし嬉しいことに、毎年仲間が増えています。
入学を決めた理由は人それぞれですが、
この長閑かな農村風景もおそらく決め手になったはずです。
南部町は自他ともに認めるフルーツの里。ぜひ一度訪ねてみてください。
北国の農村で植物と自分をじっくり育てる3年間。
間違いなくこの風景は、一生彼らの心に残ることでしょう。
さて馬淵川は、秋になると鮭が遡上する川ですが
本日午後、名農を飛び立ったFLORAのOBOGたちが帰ってきます。
いずれも水の国際大会で活躍した偉大な先輩たち。
日本代表の激励という名の「レジェンドたちの同窓会」が始まります。

あー小市民

Mac Airのキーボードの上にあるのはメダルチョコ。
オリンピックの金メダルのように輝いています。
そういえば今年はフランスオリンピックですが、FLORAが初めて国際大会に
出場した2012年もロンドンオリンピックの年でした。
でもこれはノーベル賞のメダルを模したものです。
FLORAは今まで4度ストックホルムで開催される
青少年の水の国際大会に出場しています。
その際、必ずお土産で買ってくるのがこのチョコ。
ノーベル賞博物館で購入できます。
ここでしか手に入らないので、ノーベル賞を受賞された方々は
皆さん何百枚も購入されるようです。
ところでこのチョコはいつのものかわかりません。
なぜか机の中に入っています。
2022年？、2020年？それとも2018年？
いくらなんでも2012年のものではないはずです。
どちらにしても賞味期限が切れ、白茶けているはずです。
いまさら人には差し上げられません。
大事にしすぎて失敗する。この辺りが小市民です。
もし今回、手に入れられたら、美味しいうちに配りたいと思います。
今日は2022年、2020年、そして2018年に
日本代表としてストックホルムに渡ったレジェンドたちが
後輩の激励のために、午後名農に集結します。
そうだ！彼らだったら食べてくれるかもしれません！