花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

「お互い様ルール」発動

2024年08月11日 | 学校
ボランティアアワードの会場についたFLORAはさっそくブース作り。
とはいっても今回は10分もあれば完了。
なぜならいろいろと写真や文章を掲示する他の学校と違い、
貼り出すのはこの1枚の紙だけなのです。
理由は発表方法。展示した図表をさしながらポスター発表するのではなく
ブースに掲げた6つの数字と持参したミスト栽培のモデルを使って
あとはメンバーのアドリブで進めるスタイルだからです。
これもFLORAのこの大会で生み出した流儀なのです。
でもお祭り状態の飾り付けをしている他のブースに比べるとちょっと地味。
スタイルはそのままで、もう少し賑やかな飾り付けがいいかもしれません。
初出場でいろいろ感じた2年生。きっと来年修正してくれるはずです。
飾り付けが終わると昼食。お弁当もいただき、本番を待つばかりですが
なんと一緒に参加した食農班の準備がまだ終わっていません。
なぜなら総勢8名のFLORAに対してたった食農班はたった3名。
お弁当も食べずに準備しています。だんだん開会式が近づいてきました。
そこで「妙丹柿」の発表をする彼女たちのために柿の折り紙作りを応援しました。
「お互い様ルール」はFLORAだけの流儀ですが
TEAM NANOで参加している今回は、もちろん生物生産科の食農班にも適用。
協力して問題を乗り越え、いよいよ発表会となりました。
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アグリチャレンジ

2024年08月11日 | 学校
今年も名農名物「アグリチャレンジ」の募集が始まりました。
部門は自由研究のサイエンスチャレンジ、オリジナルレシピのフードチャレンジの2部門。
小中学生だったら誰でも応募できます。入賞者には名農の農産物。
長い夏休み、家族で楽しみながら応募してみてください。
さてこのアグリチャレンジ、TEAM FLORA PHOTONICSが
結成時の2009年から学校の依頼を受けて企画運営したイベントです。
よく大学主催のコンクールというのはよくありますが
高校、それも公立高校主催のコンクールというのは滅多にありません。
また同じ頃、FLORAはアグリサイエンスというイベントも始めました。
こちらは中学生なら誰でも参加できる「中学生のための農学講座」。
夏休みの丸一日、名農でじっくり農学実験を楽しむ企画で、取材も来るなど大盛況でした。
またFLORAのメンバーは、かなりの確率でこのイベント出身者。
中学校時代にFLORAから教わったのが楽しかったのか、
FLORAに入りたいと入学してくれたものです。
TEAM FLORA PHOTONICSは2018年をもって解散しましたが
その時、こちらの企画は残念ながらなくなってしまいました。
1番の思い出は、このアグリチャレンジとアグリサイエンスの2つの企画が
創造性に富んだ特色ある教育の実践を讃える教育の甲子園とも呼ばれる
時事通信社の「教育奨励賞」を受賞したことです。
マスコミや文科省の偉い先生方がいらっしゃる東京で行われた表彰式には
なんと校長とFLORAの代表が出席。表彰式に高校生が参加したのは初めてと
これまた話題になったものです。2009年から早いもので16年目。
ビッグタイトルですが、今は誰もその受賞理由など知る人はいません。
しかし教育奨励賞の大きな盾は、今もなお玄関の陳列棚を飾っています。
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