花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

勝負は冬

2024年08月15日 | 学校
これは温暖な気候を好むといわれるイチジク。
とはいっても生育は15〜30度までは問題ないといわれています。
また果実が成熟する気温は32〜37度。猛暑でも大丈夫です。
現在、農家が経済栽培している北限は秋田。
つまり青森や北海道でイチジク農家はほぼいないということです。
名久井農業高校のある南部町は自他ともに認めるフルーツの里。
しかし今年、温暖化でリンゴやサクランボの栽培に支障が起きています。
そこで新たなフルーツの可能性を探るため
FLORAはイチジクの試験栽培を始めました。品種は3種です。
現在は、ご覧のとおり既に果実が実っています。
このままいったら秋には食べられるはずと食いしん坊のFLORAは期待しています。
しかしイチジクの弱点は霜害。
リンゴやサクランボは、よく霜害にあって収量が激減しますが
やはりイチジクも同じのようです。
昨年、初めて南部町の冬を乗り切ったFLORAのイチジクですが
嬉しいことに暖冬でした。冬をいかに冬を乗り切るか。
勝負の冬は半年後にやってきます。
さて先月、県教育長さんに水の国際大会への出場を報告しましたが
現在県教委のサイトにその時の写真が
青森山田高校の甲子園出場報告とともに公開されています。
期間限定なのでぜひご覧ください
また先日、FLORAのOBOGが後輩たちの発表指導した様子も記事になりました。
こちらも今だけ。ご覧ください
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硬派にはなれない

2024年08月15日 | 研究
ボランティアアワードに参加したFLORA HUNTERS。
ALL STARではありませんが、8名もの大所帯で参加しました。
久しぶりなので記念写真となりました。
いつも同じだとつまらないので怖い顔でとお願いしたところこんな感じになりました。
とにかく人がよく明るいFLORAは、硬派を演じるのが苦手なようです。
ところで考えてみると面白いことに気がつきました。
この8名の男子はサッカー部が3名、野球部が2名、バスケットボール部1名。
そして女子2名は郷土芸能部の和太鼓奏者。いずれも体力勝負の強者たちです。
テツ&トモさんとグイグイとステージに上がっていくのは
このあたりに理由があるかもしれません。
しかし日本代表としてまもなく北欧に渡る2名は、いずれも帰宅部。
中学時代は部活動に入っていましたが、名農では部活動に入っていません。
元気なボランティアワード組と落ち着いている日本代表。
2グループのテンションの違いは、この辺りに理由があるかもしれません。
しかし逆をいえば、この2名だから日本代表の放課後研究や練習ができました。
休み返上でグラウンドで白球を追う高校球児には
日本代表のハードスケジュールをこなすのはかなり厳しいからです。
それぞれが自分のポジションで全力を尽くす。よくできています。
さてまたまた台風が近づいています。
青森はなんとなく直撃は避けられそうですが、
強風によるリンゴなどの果物被害が心配です。気になる進路です。
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