花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

インターハイ近づく

2011年06月28日 | 学校
今年、北東北を会場にインターハイが行われます。
名農は開会式場である青い森アリーナとアーチェリー会場を
プランターで飾るという大切な係を担当しています。
このプランターはその一部で開会する7月下旬に合わせて栽培しています。
地元である県南八戸市ではバレーボールとアーチェリー会場になります。
高校日本一を決める大会なのでぜひ見てみたいものです。
特にアーチェリーは昨年、三本木農業高校女子が優勝しています!
今年も県で優勝、東北大会でも準優勝するなど絶好調。
全国連覇を果たすかどうかこれまた楽しみです。
名農のアーチェリーも東北大会に出場し頑張っています。
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模擬農業法人コンペティション

2011年06月27日 | 園芸科学科
名農では数年前から生徒たちが模擬農業会社(法人)を組織し、
無農薬の野菜を生産販売する授業を行っています。
会社は3つ作られそれぞれに社長、農場長、事務長などの担当がいます。
1年間3つの会社が競いながら売り上げを伸ばし
農業経営のノウハウを学ぼうというのが目的です。
会社の名前、生産する野菜の種類や品種、資本金、販売方法、価格などは
自ら決めることができるのでモチベーションはものすごく高くなります。
成功するのに大切な要素はマーケティング。
赤字にならないように消費者の好みなど約1ヶ月かけて調査します。
消費者とかかわることで苦手なコミュニケーション力も高まるからです。
育苗も終わり現在は畑で奮闘中です。
授業といっても会社によって作業内容が全く異なります。
したがって最初に自ら今日の作業を確認して取り組むのでみんな一生懸命。
指導者もこの授業では教え込むティーチングをやめて
相談に乗ったりアドバイスをするコーチィングを行います。
先日初めてコマツナを販売した会社があらわれました。
みな一段と盛り上がっています。
畑の奥には名久井岳が見えています!
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アイスプラント

2011年06月26日 | 学校
すっかりお馴染みとなった植物「アイスプラント」!!
名農でも数年前から観賞用として鉢栽培しています。
海水と同程度の塩水でも生きていける能力を持っています。
葉につく塩のようなものは取り込んだ塩分を隔離する細胞です。
もともと耐塩性の目的で用いられるモデル植物ですが
この度の震災でまた注目されています。
また被災地ではひまわりを使って土壌の放射性物質を
吸収しようという取り組みも始まっています。
おそらくこのアイスプラントでも土壌の有害物質を吸収できるはずです。
このように植物を用いた環境浄化を「ファイトレメディエーション」といいます。
チームでも特殊な方法で植物をエアクリーナーにする実験に成功しています。
この震災で「植物力」を生活に活かす研究が一気に進むでしょう。

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トピアリー!

2011年06月26日 | 学校
樹木を刈り込んだりして作ったものをトピアリーといいます。
これは3年前、ツツジをNANO(名農)という文字に
植え込み管理してきたものです。
植えたばかりは苗木のため花は咲きませんでしたが
やっと赤い花がつくようになりました。
しかし期待しているような赤い文字にはなりません。
もう少し時間がかかるかもしれません。
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果樹の鉢栽培

2011年06月25日 | 学校
ブルーベリーがたくさん実をつけています。
名農の第1農場にはブルーベリー畑がありますが
これはなんと鉢植えです。
名農ではこの他にサクランボやリンゴの鉢植えもあります。
果実を収穫して販売するというのが果樹経営ですが
このように珍しい果樹の鉢植えを作って
まるごと販売するというのもひとつのアイデアです。
都会の庭先やオフィスに果物のなる木を飾るのはおしゃれです。
鉢植えなら移動もできて便利。レンタルも可能です!
こんな果樹経営も面白いとは思いませんか?
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