オリジナル・ポップコーン！

どうやら最後の実習はポップコーン作りのようです。
夏場に育てた自前の種子を使って手際よく作っています。
ポップコーンをよく食べ物の名前だと勘違いしている人がいます。
たしかにお菓子の名前ではありますが、正しくはトウモロコシの種類の名前です。
普通に食べているのが甘いスィートコーン。
家畜が食べる飼料になるのが大きなデントコーン。
もち性でもちもちした食感が特徴のワキシーコーン。
実の硬いフリントコーン。
そして破裂するのが特徴のポップコーン。
日本語では爆裂種ともいいます。
これらの種類は人間でいえば人種の違いのようなもので、
似ているようでかなり違うものです。
そしてさらにそれぞれの種類の中にたくさんの品種があります。
生産物の利用法法を学ぶのも学習！
ちょっと味見をさせてもらったところ、
普通の塩味の他に、ニンニク味、ウメ味という
南部町ならではポップコーンを作っていました。
さすが名農生。最後まで創意工夫しています。

最後の実習

来週は学年末考査。
３年生の授業も最後が近づいてきました。
ここは第２農場の草花温室。
３年生の最後の実習が行われているようです。
こんな時期にいったいどんな実習なのでしょうか？
なんだかいい匂いもしてきました。

今日は午後から八戸市農業講座で名農の課題研究を公開します。
チームからも２つのグループが参加します。

ラストステージ

チーム・フローラフォトニクスは今年で結成３年目。
現３年生は第２、第３期メンバーとしてチームを牽引してきました。
数えてみたらこの２年間で彼女らが出場した大会は19。
そのうち全国規模の大会で５回の最優秀、つまり日本一を受賞しています。
そんな彼女たちの最後の発表が明日行われる八戸市農業講座！
有終の美を飾ろう練習に励んでいます。
この発表会は最優秀を決めるものではありません。
２年間競い合ってきた彼女たちですが
最後は本来の農業研究の意義である社会貢献を目的に
ラストステージに立ちます。

クリスマスローズお持ち帰り

３年生の課題研究もまもなく終了。
そこで今まで育ててきたクリスマスローズを
持ち帰ってもらうことにしました。
これからはそれぞれ自分の家で育ててもらいます。
寒さに強いクリスマスローズは
そのまま鉢植えでも露地植えでも大丈夫！
自分と同じ名農育ちの花を
さらに大きく生長育させてほしいものです。

タイムカプセル

チームは今までたくさんの賞状や盾、トロフィーをいただきました。
そのほとんどは個人や関係したメンバーに
すべて持ち帰ってもらっています。
しかし先日いただいた盾は、３年生が学校の陳列棚にすべて飾りました。
受賞した研究が後輩との共同研究のため、
励みにしてほしいというのが目的ですが
自分たちの高校時代の思い出を
ここにしまっておきたいという思いもあるようです。
たくさんの盾やトロフィーが並ぶ陳列棚は、
いつまでも時が止まっているタイムカプセル！
卒業後ここを訪れると、
きっとこの慌ただしい３学期を思い出すのでしょう。