花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

農業鑑定競技

2012年05月22日 | 学校
農業高校の代表的な学習行事のひとつが農業鑑定競技。
農業鑑定は苗や種子、農機や実験器具など各科で学習する実物を展示して
その名前やそれに関する知識を問うテストのようなものです。
問題は全部で40問。名農は体育館で行います。
2~3年生は何度も経験しているので驚きませんが
初めて挑戦する1年生はおそらく会場を見てびっくりしたはずです。
机に座って問題を解くのではなく
40脚のイスの上に置かれている問題を解くために
自分が移動するという不思議体験。
わくわく,どきどきの農業学習です!
農業ではいろいろな知識や技術を学びますが
果たしてどれぐらい身についているものなのか、
他の人に比べて自分のレベルはどうなのかは自分ではわかりにくいものです。
そこで農業高校ではこのように実物を使ってテストをしたり、
他高と発表会をするなど他流試合をしてその成果を確かめます。
この学習を推進する組織を農業クラブといいます。
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町は農のテーマパーク

2012年05月21日 | 学校
こちらのグループは畑で作業しています。
これから植えるシソの準備をしているのだそうです。
南部町は大きな八助(はちすけ)梅を使った独特の梅漬けがあります。
全国版のグルメ番組でもたびたび紹介されるなど有名です。
しかし八助は梅ではなくアンズ!
不思議なことにこの町ではアンズの漬物が古くから作られているのです。
ぜひ一度食べてみてください。
もしかしたらこのシソも八助の漬物に使うのかもしれません。
南部町はほのぼのとした里山。
八戸市から電車にちょっと乗るだけで
いろいろ面白い農作業体験や美味しい農作物を味わうことができます。
まるで町そのものが農を題材にしたテーマパークです。
このテーマパークのシンボルが町のどこからでも眺めることができる名久井岳。
全国各地から年間相当数のお客様や修学旅行生が来るのも納得です。
名農生も3年間、このテーマパークで自分を育てます。
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農作業支援活動

2012年05月21日 | 学校
名農の名物行事の1つが1年生の農作業支援活動。
先日、地元農家のもとで1日活動してきました。
天気が安定していない時期でしたが
当日は晴天に恵まれ、畑や果樹園でいろいろな体験をしたようです。
このグループは人工授粉に挑戦!
まだ1年生なので十分な知識も技術もありませんが
この時期の農家は猫の手も借りたい忙しさ。
一生懸命取り組む1年生は力になったと思います。
また1年生も学校では学べない現場の農作業を体験でき
これからの農業学習の意欲が高まったはずです。
このように地域と密着した学習が名農最大の長所です。

今日5月21日は金環食が観察できます。
また旧暦では今日から4月。
長かった3月と閏3月が終わり、
待ちに待った本格的な農作業が始まります。


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名農の春をアレンジ

2012年05月20日 | 園芸科学科
課題研究の草花班では花の活用を研究しているグループがあります。
これはそんなグループが製作したアレンジです。
なんとなくいつもと違うの感じがするのは
市販の花材ではなく名農の農場や庭に咲いているツツジなど
身近な花を使っているからです。
そのせいか市販の花と違ってきどった感じがしません。
また市販の花と違って庭の花を使うと花材はただです。
毎日、アレンジの練習ができるのは嬉しいことです!
さらに安っぽくならないように花の種類や色を考えながら作ると
センスとテクニックを磨くこともできます。
アレンジはブライダルやアートなど特定の人が特定の人だけに
観てもらうために作るものではありません。
最初はこのように身の回りにある草花を摘み取って
毎日の生活を楽しむために飾ったのが始まりのはずです。
名農の春を盛り込んだフラワーアレンジ作りは
間違いなく暮らしを豊かにする生涯役立つ知恵が身につきます。
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釣り人

2012年05月20日 | 学校
第1農場に向かう途中、馬淵川で釣り人を発見しました。
平日ですが4~5名の方が長い竿で釣っています。
馬淵川はウグイ、ヤマメ、イワナ、サクラマスなどが釣れます。
貴重な天然ウナギもとれるようです。
いずれもすでに解禁になっています。
またアユもいるのですが
こちらの解禁は7月1日とまだのようです。
この日は残念ながら釣り上げたところを見ていないので
どんな魚が釣れているのかは分からずじまいでした。
ひなたぼっこしながらいつまでも眺めていたいのどかな風景です!
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