教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

なんだかおかしい魔女っ娘たち

2009-08-21 02:01:03 | オタネタ全般
魔女っ娘モノというと何を思い浮かべるだろうか。

かつて大きなお友だちの大量生産に貢献した「カードキャプターさくら」。

2匹目のドジョウ狙いとまで言われながらも同格以上の人気を誇る「魔法少女リリカルなのは」。

そして歴史は繰り返すと諦観の念を抱きながらもついつい見てしまう「プリキュアシリーズ」。

そのどれもが魔女っ娘モノとしては申し分ない充実した完成度を誇る。

しかし!

世の中にはそうは思わない漢たちもいた。
申し分ない充実した完成度を誇る魔女っ娘には満足できない漢たちもいた。

漢たちは思ったのだ。
あまたある魔女っ娘モノ、その全ては魔女っ娘という概念にがんじがらめにされていると。
その全てはある種のオヤクソクを守ることに腐心しすぎていると。
その全てはあまりにもベタベタに作りすぎていると。

そのなかでも勇気ある一歩を踏み出した漢たちが現れた。
彼らは既存の魔女っ娘モノを破壊するために現れた。
あらゆる魔女っ娘モノをあざ笑うかのごとく現れた。

今日はそんな彼らの作りたもうたアンチ魔女っ娘の境地、なんだかおかしい魔女っ娘作品について語ってみたい。



① 大魔法峠(※1)

なんだかおかしい魔女っ娘というと、まずは大魔法峠をおいては語れないだろう。

公式webサイトやDVDのパッケージイラストを見てみるといい。
コテコテにかわいらしい魔女っ娘やマスコットキャラのイラストが目に入るだろう。

ところがどっこい、この作品はどこにでもありそうな魔女っ娘作品とは一線を画す。

魔女っ娘は関節技きめまくるわ、
血しぶきが吹き荒れるわ、
恐ろしいまでの殺伐とした展開に突然引っ張られるわ、
まあコテコテの魔女っ娘を期待して見たらアゴが外れそうなほど不条理感を堪能できるという奇抜すぎる作品だ。

既存のどれかの作品でムリヤリ説明したとすると、アニメ版の瀬戸の花嫁の不条理さ加減をさらに強調したような感じ・・・、とでもいったらいいのかもしれん。
いやいや、マンガ版ブラックラグーン2巻の巻末付録マンガのあのノリがいちばん近いかも。

これを見たものは、いままで堪能してきた魔女っ娘モノはいかに既存概念にがんじがらめに縛られていて凝り固まった作りしかしていなかったのだろうかと、ある意味関心するやら、ある意味あきれるやら、なんというかとっても複雑な読後感を味わうハメになってしまうことはわたしが保証しようではないか。

それと、かなりビミョーな鉄ネタがときどき出てくるので、わかる人はそれも要チェックだ!



② プラネットガーディアン(※2)

たいがいの魔女っ娘というのは何らかの目標があって使命感を持って挑んでいる。
ところがプラネットガーディアンのヒロインはそうではない。
というか
「なんでワシがやらんといかんのじゃーー!!」
的なノリで話が進む。

先の大魔法峠のヒロインも黒かったが、こっちのヒロインもまた勝るとも劣らないほど黒い。

マスコットキャラをネジってストレス解消するわ、
平気で「殺す!!」とかセリフが出るわ、
そうかと思えばベタすぎるイタいヒロインシーンが出てくるわ、
もうやりたいほうだいとは正にこのことだというような感じでストーリーが展開していき、しかしながら、あまりのやりたいほうだいっぷりに爽快感すら感じるほどのアンチ魔女っ娘っぷりを魅せてくれる。

作者の高坂りと氏はシリアスよりギャグのほうが何倍もいい。
他のシリアス作品読んでイマイチだと思った人にも、これは読まないと損するよと忠告しておこう。



③ 風水先生 Dr.このは(※3)

ヒロインはぶっ壊れた美人のお姉さんの魔女っ娘。
このひと壊れすぎですわ。

展開のぶっとびようはダテじゃない。
もう「かわいいから許す」というのはこいつのためにあるような言葉だなぁ・・・、と感心するやら呆れるやら、そんな感じのストーリーだ。

ちなみに2巻はギャグがパワーダウンするので、まずは1巻だけ堪能すべしというのが正しい用法だ。
2巻もはじめのころのギャグパワーのままやってほしかったものだ。



【※1 大魔法峠】

OVA 全4巻
http://www.punie.jp/



【※2 プラネットガーディアン】

高坂りと
ガンガンコミックス
全4巻
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Daps&field-keywords=%83v%83%89%83l%83b%83g%83K%81%5B%83f%83B%83A%83%93&x=0&y=0



【※3 風水先生 Dr.このは】

原作:寺田とものり
COMIC:C-SHOW
カドカワコミックス ドラゴンJr.
全2巻
http://www.amazon.co.jp/%E9%A2%A8%E6%B0%B4%E5%85%88%E7%94%9FDr-%E3%81%93%E3%81%AE%E3%81%AF-1-%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-C%EF%BC%8DSHOW/dp/4047123587

左利きへの配慮など無用!(追伸)

2009-08-21 00:01:17 | 経済/経済/社会
そういえば世間では
「左利き/右利きで右脳/左脳の使い方がどうのこうの・・・」
みたいな紹介がけっこうたくさんある。

前回の記事のついでに、左利きのわたしは実際のところどうなのかをカンタンに自己分析してみた。



【左脳の能力(右利き機能)】

論理:◎
 当blogはかなりリクツっぽい。

計算:△
 物理や数学みたいな計算方法を考えるのは得意だが、
 計算そのもの(ようするに算数)は得意ではない。

言語:×
 国語や英語の能力はかなり低い。

文字:×
 文字を暗記するのは極めて苦手。




【右脳の能力(左利き機能)】

立体:◎
 人の家でDSの脳トレみたいなのやったとき、
 空間把握力だけとんでもない点数たたき出した。

直感:△
 技術屋のなかでは直感的なほうな気がするが、
 そもそも技術畑には直感に頼って行動する人は来づらい。

芸術:×
 そんな素質はない。
 単に見るだけ聴くだけだな。

社交:×
 これもないな。



ということで、左利きだから右脳が発達していて左脳が劣るのかというと、わたしの場合はどうやらそうでもないようだ。

ただ一般と比べると機能の優劣にかなり偏りがある。
とはいえ、この事実が左利きと関連するかどうかは不明。

ちょい前から「右脳を鍛える!」のだとか言って左手を使うのも少し流行ってるが、実はこれムダなんじゃないのかな・・・?