笑顔浴

優しい時間

舞楽

2009年03月20日 | Weblog
雅楽のルーツを辿ると
朝鮮半島 中国 シルクロード ペルシャ
大陸文化のパッケージだそうです。
太極拳に似た動作も、きらびやかな衣装も
なるほど!

雅楽初心者の私には
舞が、スロースロー、キビキビ、スクワット
の組合わせのように見えました。

重い衣装を着て、道具を持ち
中腰での静止 両手を水平に保った緩慢な移動
足首を反らせるのはゆっくり、
でも首や手首はキビキビいろんな方向に動くのです。
遠心力や重力の力を借りず
自力でコントロールする緻密さと申しましょうか、
筋トレでよほど全身を鍛えておられるのでしょう
静止姿の優雅で美しいことといったらありません

ああ、できることならトレーニングで
私の感情を美しくコントロールしたいものです。
ぶれない心でいたいものです。




(写真)
國學院大學院友会発足120周年記念事業
小野雅楽会「雅楽公演」パンフレットより




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雅楽

2009年03月20日 | Weblog
小野雅楽会「雅楽公演」を見に行きました。
衣擦れの音、床を打つこもった音
管弦の響きのおごそかなリズム
ひちりきの力強い音色には驚きました!

写真は舞楽(ぶがく)の陵王です。
パンフレットによると・・・・
北斉の蘭陵王長恭は、才知武勇に秀で、
しかも容姿がたいへん美形だったので、
兵士は陵王の姿にうっとり見とれてばかり。
戦場での士気を高めるために
恐ろしい面をつけて指揮を執り大勝したという話を
舞にしたそうです。

私達は「心を鬼にして」と表現しますが、
「面(おもて)を鬼にして」という表現のほうが正しいかもしれません。

言いにくいことや、ためらう行為を
それでも勇気を出して 語る人や行う人は
恐ろしい顔をしているかもしれませんが
心は鬼どころか温かく優しいと感じますから!

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