笑顔浴

優しい時間

そのまんま

2009年03月22日 | Weblog
私達が赤ちゃんだった頃は
感情とうまくつきあっていました。
穏やかで嬉しい時は、バブバブ けへへ
欲求不満の時は、ワアワア ぎゃおーん

成長するに従って
嬉しいのに喜ばず、悲しいのに泣かず
怒りたいのにへらへら笑って
感情と行動がちぐはぐになる場面が増えます。

大人のおつきあいで、その場はぐっと我慢しても、
おしゃべりでストレス発散できればOK!
ところが、
感情を押し殺すばかりでは、暴力が芽生える可能性があります。

暴力を身体的なものと精神的なものに分けると
身体的に傷つける例:殴る 蹴る 殺す
精神的に傷つける例:認めない 責める 無視する

暴力はどこへ向かうのでしょう
■ドアを乱暴に閉める。ペットを虐待する。
   (小動物や弱い者、物品に向かう暴力)

■「いつまで私に我慢させるの!」と被害妄想になる。
   (わかってくれない人に向かう暴力)

■「私がこんな人間だから」と自己嫌悪になる
   (駄目な私に向かう暴力)


良い感情も、悪い感情も大切で、私達が生きている証です。
隠さない方が自然でいいと思います。
独りで抱えて我慢すると、心にしこりができます、
心の癌と呼びたいような・・・

気持ちが重いなあ~と感じたら、次のことを試すチャンス!です。

①自分の感情を受けとめる。
「YES! 私は嬉しい」
「YES! 私は悲しい」
「YES! 私は怒っている」
②その感情を素直に表現する。

そうすることで、あなた自身も周囲もあなたを理解しやすくなります。
そして、あなたがそうであるように
周囲の人が溢れる感情を表現するのも自然だと思えるようになります。

最後に会話例です、自主トレの参考になさってください。

(好ましくない例)・・・感情を語らず、心地良い方向へ向かう手段がわからない
子供「お母さん、怒ってる?」
母 「別に!」
子供「でも」
母 「うるさい!」

(好ましい例)・・・感情を語り、心地良くなるための手段を伝えられる
子供「お母さん、怒ってる?」
母 「そうね、怒ってる」
子供「どうして?」
母 「あなたが約束を破ったから。
   今度は、約束を守って欲しいな。」











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