笑顔浴

優しい時間

明るく

2010年05月18日 | Weblog
12日ぶりの更新です。

「座右の銘」は何ですか?と質問されて、
「好きな言葉は、”与えれば、与えられる”です。」と答えたのですが、
もっと深いところで シンプルに私を支配している考え方が
あるなあ~と振り返っています。

* 明るく 正しく たくましく

小学3年~中学3年まで寄宿舎生活をしながら
渡り廊下の先にある教室に登校した養護学校の校訓です。
(現在は特別支援学校という名称に変わりました)

高校や大学にも校訓があったし、職場にスローガンもありましたが
それらは、この上に積み重ねてきたような気がします。

「明るい私でいましょう~」大人になった今も
守れたり、守れなかったりしながら大切にしています。

明るくというのは、
ニコニコ笑顔で積極的に行動するというよりは、
むしろ、穏かに過ごすという意味で。
「そういうこともあるだろよ」と、執着なく開き直れたり
「たぶん上手くゆく」と根拠無く楽観的になれたり
「私らしいマイペース」を手放さないで
「その時」を焦らず待てるのです。
怒らず、ひがまず、やけもおこさず、疲れすぎず、のんびり居れる。
一言でいうと、ささやかな希望を持つことでしょうか?


毎回授業中は関係ない事ばかりして
課題のプリントは一度も提出しない学生に
いつだったか、集計表を見せながら声をかけたことがありました。

「提出しないからと言って、あなたという人間の価値は
 ちっとも減らないんだけどね。見て。全部(未提出)だから
 私は平常点が計算できなくて今困っているの。
 どうしたらいいかしら?」
「家で書いてくる」
「サンキュ!」

あれからどのくらいたったのか不明ですが
昨日、授業が終わった時に、無言で3枚提出してゆきました!
信じて待てば、願いが叶うもんじゃ~
約束をはたしてくれてアリガトウ、ちょっと嬉しい私です。














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