7年乗ってきたから 手放すのが寂しいけど
私も母も加齢に伴い筋肉が減って
乗り降りが今より楽な車が必要になった。
愛着というのは不思議なもので
故障も無く、加速がよくて乗り心地の良いベルタを
できることならずっと 手元に置きたいと願う。
小さなシミや、傷の一つ一つにも思い出があって
ペットと別れるような名残惜しさもある。
車を買い替える最後の夜は、いつもこんな気分になってしまう。
もしも将来
家事ロボットを購入して 何年も同棲したら、
機械だということを忘れ、家族になってしまいそうだ。
最近は、人とロボットの区別が どんどんつきにくくなって
それは良い事なんだろうけど、悪いことだってあるぞ。
「この子を残して 死ねない~」などと 混乱し
処分されて泣くばーちゃんが、ここに居るから。