笑顔浴

優しい時間

アンパンマン

2020年05月19日 | Weblog

香美市立やなせたかし記念館

(公財)やなせたかし記念アンパンマンミュージアム振興財団
〒781-4212 高知県香美市香北町美良布1224-2 
TEL: 0887-59-2300/ FAX: 0887-57-141

 

私達を襲う悪者と戦ってくれるヒーローは大勢いますが、

アンパンマンは、自分のお顔を食べさせてあげる ヒーローです。

「それこそが、一番言いたいこと」と、やなせたかしさんが

周囲から反対があっても 譲らなかったのは

太平洋戦争中、ご自身がひもじくて辛い経験をなさったからと

インタビュー番組で うかがいました。

空腹を満たす幸せは、生きる基本です。

 

アンパンマンは、子供たち一人一人であり

子供たちに、真の勇気と正義の心で

愛情をもって、世の中を生き抜いてほしい。

誰かを助ける人であってほしい。

というメッセージを ずっと発信しておられました。

 

ワールドニュースによれば

ベトナムの穀倉地帯は水不足と暑さで、収穫が見込めない

インドは豊作だっのに、外出自粛で収穫ができず、農作物を廃棄している

国連食糧農業機関(FAO)は、アフリカ東部で大量発生している
サバクトビバッタが穀物や野菜を食べつくし食糧危機を発生させている
と緊急援助を要請した

シリアや各地の難民キャンプへの食糧援助に 余裕がない。

 

日本も、新型コロナウイルス感染の自粛で、
買い手がつかず、在庫が積み上がり 廃棄せざるを得ない食品がある。
一方で、経済的弱者は、フードバンクが届ける食品で命をつないでいる。

 

全国のアンパンマンは、どうしているんだろう?

生産者や問屋さんから いつもより多く購入する。

自分が食べきれない食品を、空腹な人に差し上げる。

大勢アンパンマンのいる国は、

コロナ禍にも 耐えられる気がします。


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