色は、鮮やかに
時は、緩やかに
人は、穏やかに
すっかり ご無沙汰しました。
母を看取った喪の作業中は 全てにやる気が失せて
誰とも語らず、日々の出来事に興味も湧かず、
想い出の中で、静かに暮らしました。
皆様のお気遣いや 思いやりのお気持ちに
ありがたく感謝しています。
本日は124年ぶりに 2月2日を節分にするんだとか。
どこかで帳尻を合わせて、大きな仕組みを守ろうとする
白黒つけない柔軟な対応を どなたが思いつかれたのでしょう。
大切なことだと つくづく感じます。
「一寸先は、闇」というのは、
ほどほど安定している時に 浮かぶ不安です。
母を失う恐怖が、昔からの一番の悩みでした。
思いがけないタイミングに 現実となって
これで私は、この世に 怖いもの無しです。
「一寸先は、鴇（とき）色」
悪しき何かが生じる闇側に居たら
３ｃｍ先に 淡いピンク色の光が射してくるのを
期待して待つことができます。
