SST研修会の先生が
東京メトロのマナーポスターを紹介くださった。
迷惑かける人に注意するポスターは、
普通は、「~はやめましょう」が多いけれど、
同じことを伝えるなら、否定する言葉を含まない方が良い。
「~するな」「~をやめろ」といいたくなったら、
「○○やろう」と言い変えてみてとのこと。
なるほど!と感じたので、メモしておきます。
車内ではやめて~ →→ 「家でやろう!」
車内ではやめて~ →→ 「山でやろう」
車内ではやめて~ →→ 「お店でやろう」
車内ではやめて~ →→ 「海でやろう」
というのもあったよ。
全否定から 条件付き否定に絞って
更に肯定文にするという高度なテクニックだけど
サラリと言える人もいるから、努力のたまものだと思う。
それから、良いことは、「またやろう」という
ポスターもあってね
「席を譲りましょう」は、
席を譲らない人を前提にしているけど
世の中には、親切な人がたくさんいらっしゃる。
イヤホンで音楽を聴いたり
待つ列の最後に並んだり
降りてくる人を待ってたり
残念なことに、育った環境によっては
誰もがマナーを教えてもらえていないし
海外のマナーとは違いがあるかもしれない
どうしてもマナーを守れない理由があったり
周囲の迷惑を想像するのが 極端に苦手な人もいるから
頭ごなしに叱らないで、こうしてほしいと
丁寧に伝えてゆくほかないわけで。。
新型コロナ感染予防の標語にも、
そういう気遣いを いっぱい感じます。