■5月19日(金)18:15-20:55「若者の発達障害のケースから」
臨床カウンセリング研修会にて 長谷川美和子先生 4つの相談事例
■5月21日(日)午後9時~NHKスペシャル
発達障害 解明される未知の世界
■5月22日(月)(CATV録画放送)
「発達障害ってどんな人?共に生き支えあうために知っておきたいこと」
松山日赤小児科 鈴木由香先生
先週末から偶然にも発達障害について学ぶ機会に恵まれた。
<理解者の存在が不可欠である>と、
どなたの講演でも共通している。
理解しようと努力しているが、複雑に重複しており
現場で個々の違いを、簡単には理解できない。
わからないままでも、たくさんの人の話をきき
引き出しをふやすことしかない。
中井昭夫 福井大学こどものこころの発達研究センター
のコラム「発達障害の診察室で考えていること」に
面白い説が紹介されている。
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「ADHDの研究者で自らも当事者である
トム・ハートマンの「ハンター・ファーマー説」
ADHDはハンター(狩猟民族)である、現代のような
ファーマー〈農耕民族)が多数派を占める社会では生き辛い。」
ADHDの多動・衝動性は、視点をかえれば
活動的で創造的、自発的で実行力がある。
不注意に関しても、好きな事には過集中と呼ばれるほどの
ずば抜けた精神力を発揮する。
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ここからは私の空想だけど
ファーマーは、農作業の計画性や
労働時の協調性があると大いに助かる。
収穫が豊かなら、飢え死にしないで済む。
ゆえに、コミュニケーション能力や相手を思いやる想像力を発揮して
嫌われないように、集落の中で生きる能力を脳が育むのかな。
ハンターは、原野で いつ獲物と遭遇するかわからないし
敵からの攻撃や、動き回るので怪我の危険にさらされている。
常に音や光に敏感になったり、衝動的に動いたり
こだわりを持って極めないと、餓死する可能性もあるんだから、
脳が緊張させてるのは、想像が易い。
キレやすく、疲れているのもわかる気がする。